2009年6月22日

『何のために働くのか』



直接読んだ本ではないのですが、「何のために働くのか? - Blog ’bout Creditcard,E-Money & WebMarketing」 に要点が抜粋されていたので、その部分だけ読んで感じたことをメモしておきます。
世のため人のために何をするべきかという自分の使命や志を考える前に、給料や待遇といった私利私欲を優先して会社を選んでしまったということはないでしょうか?
(中略)
「給料が高いから、あの会社で働こう」というように、いかに金を儲けて、美味しいものを食べるかに苦心しているのが今の世の中です。
それもこれも、すべては道徳の欠如に原因があると私は思います。
世のため人のために何かをしたいというのも、承認欲求や自己実現欲求という立派な私利私欲だと思うのですが・・・。なぜか金銭欲だけをことさら蔑視する人が多いみたいですが、意味のない区別だと思います。

そして、どの私利私欲を優先するかは、個人個人が自分で判断すればよいことです。中には、使命や志などにまったく興味を示さない人もいると思いますが、それも一つの労働観です。道徳や善悪の問題にすりかえてはいけません。
人間の一生なんてはかないものなのです。ある日、気がつけば、もう明日には棺桶に入らなくてはいけない。
本当にその通りだと思います。ある程度の年齢になるまでは、残された時間の短さに気付きにくいのも確かです。
目的もなくただ遊ぶ暮していれば「あぁもったいない人生だった」と悔いばかりが残ります。
いえいえ、そんな暮らしが幸福だと感じる人もいるのです。少数派であることは自覚していますがね。

私に言わせれば、何十年も世のため人のため会社のために自分の時間を犠牲にするような生き方こそ、悔いが残るだろうと。でも自分以外の誰かに、そんな生き方をやめろと言うつもりはないです。

まあ結局は、「何のために働くのか」は人によって違う、というごく当たり前の結論に落ち着きます。これだと本になりませんけど・・・(笑)

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