アマゾンのレビューが星5つのみというのは不自然な印象を受けました。
ミニマリスト(最小限主義者)という言葉は初耳でしたが、本書による定義は
西洋アートを起源にした、正直、いまいちよくわかりません…。
「美しくあるために減らす生き方」を実践する人です。
簡単にいえば、
部屋、時間、情報、体、仕事環境、人間関係、心の中……
あらゆることをシンプルにして、
クリアで穏やかな心や、本当に大切なものを手に入れる、
とっても素敵な生き方をしている人のことです。
本書の内容は全体的には余り心に響きませんでしたが、部分的には、たとえば第3章の半断食の話などは、参考になりました。本書のやり方をそっくりそのまま真似するつもりはありませんけど、一日二食かつ少食の習慣を身につけるのは健康面でも金銭面でも良さそうだなと。
インプットした情報を、アウトプットする。ブログを書くことががまさにそれですね。
だす(捨てる)ことで、整理される。
これが、情報を頭に入れる一番のコツなのです。
「今月、クレジットカードでいくら使いましたか?」家計簿を見れば簡単に答えられます。
思わずウッとなる、嫌な質問。
正確に答えられる人は、少ないはず。
煙にまかれて、どんどん使ってしまわないように、これについては
できる限り現金で支払うようにしましょう。
けっこうな人気本のようですが、 資産がマイナスかもしくはゼロに近い状況にあり、このままではいけないと感じている「お金の問題児」である(かもしれない)あなたといっしょになって家計を立て直し、貯金をするための実践的なアドバイスをお伝えしたいのです。 と書かれているように、「お金の...
クレジットカード払いを完全にゼロにするのが、難しい場合は、銀行口座を、クレジットカードなどの「支払い用口座」と「給与振込用口座」の2つに分けます。こうすることで、毎月手動でお金を振り込む手間が発生し、「お金の意識が高まる」そうです。
しかし、わざわざ手間を増やすやり方はあまりおすすめできません。
なぜなら、うっかり振込を忘れると支払い用口座の資金が残高不足になり、クレジットヒストリーに傷がつくからです。もちろん延滞金も取られます。
そして「人生をシンプルに」という本書の方向性ともマッチしていないように思います。
著者のブログはこちら。
参考記事: