そこで、手持ちのタブレットPCをコタツトップPCにして、家庭内LAN経由でデスクトップ機の画面にアクセスするという方法があります。外付けのBluetoothキーボードやマウスを接続すれば、タブレットPCが簡易ノートPCに早変わりします。
デスクトップPCへのアクセスには、
Splashtop 2 Remote Desktop - Google Play の Android アプリ
を使ってみましたが、解像度1280x800でNexus7の画面に表示すると文字がかなり小さくなってしまい、老眼が進行中の私には虫眼鏡が必要なほどでした。
その一方で、
目にやさしいiPad mini+キーボードのもう一つの使い方 | Step to Next Lifeより:
表示される文字やボタンがかなり小さくなってしまうことが難点ですが、iPad miniの場合は手で持って視点を近づけることができますので、あまり苦になりません。同じ7インチのiPad miniに表示しても、私とは対照的に「目にやさしい」と感じる人も…。
この使い方をしていて気がついたのは、iPad miniを10?20cm程度の至近距離まで近づければ、視力0.1以下でメガネが手放せない自分でも、Mac上の文字を肉眼で読めることです。
これが近視と老視の決定的な違いなんですよね。
老視が進行すると、文字が小さいからといって画面を至近距離まで近づけるのは逆効果で、ますます見えなくなるんですよこれが。私も自ら老視の症状を体験する前は、近付けるほど見えなくなるとはどういうことなのか、よくわかっていませんでした。
老視の人にとっては、小さい文字を如何に大きく表示するかが重要です。具体的には、もっと解像度を下げて表示できるリモートデスクトップアプリを使う、もっと大画面のタブレットPCを使うなど。
近視や老眼でディスプレイを見るのが辛いと感じている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。ということで、近視と老眼では対処法がまったく異なるので注意が必要です。