2016年9月7日

国民年金保険料追納のご案内

年金事務所からこんな文面のハガキが送られてきました。
国民年金保険料の納付を免除または猶予されていた方へ、保険料追納のお知らせです
(中略)
国民年金保険料の免除、納付猶予および学生納付特例の承認を受けた期間から10年以内であれば、保険料を追納することができます。
私が国民年金保険料を初めて全額免除されたのが2007年なので、今年はちょうど9年後に当たります。10年後である来年までなら追納できますよ、という親切な(?)ご案内のようです。

ツイッター検索をしてみると、このハガキを督促だと勘違いしている人がちらほらと。
もちろん、私の場合は今のところ追納する意思がありませんが、早期リタイアした人が国民年金をどうするか迷っている場合、とりあえず免除を受けておけば、その判断を最大10年までは先延ばしにできることになりますね。その10年の間に制度改悪がどの程度進むのか観察できるのは大きな利点だと思います。そして今後は毎年毎年、10年前の保険料を追納するかどうかの選択権がこちらにあるわけです。

ただし、3年後以降に追納する場合は、免除当時の保険料よりもいくらか高くなります。ざっと計算してみたところ年利0.65%程度で上乗せされています。過去10年間の長期金利よりは低そうですから、けっこう良心的ではないでしょうか。

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