2016年、海外旅行や出張者の数は過去最高記録を更新し、今年はすでにそれを上回るペースで進んでいる。海外を旅するのに、パスポート以外で絶対に必要なもの、といえば、ヨーロッパならユーロ、日本なら円、ロシアならルーブルといった現地通貨だ。以前はたいていの場合、旅行者が旅先のATMで必要な金額を引き出す、もしくは、シンプルにクレジットカードを使用したものだ。
これは現地通貨から日本円へのコンバージョンの際に為替手数料をたっぷり上乗せしてくる巧妙な罠なので、迷わず「コンバージョンしない(WITHOUT CONVERSION)」を選択すべし、と覚えておきましょう。
私もアジアの某国のATMでキャッシングしようとしたときに、この画面が出てきた記憶があります。そのときは予備知識がなくてATMの前で判断に迷ったのですが、Exchange Rateのところに表示されている数字を見てボッタクリだとわかり、なんとか難を逃れることができました。
この記事を読んで思い出したのがはぴらきさんのツイート。
洞察力やコミュ力が優れている人がこうやって悪徳商法を暴いてくれるので、我々庶民はその恩恵を被れます。ありがとうございます。 / “海外でのクレジットカード支払いで注意すべきこと。(日本円か現地通貨か聞かれたらどちらを選ぶべきなの…” https://t.co/46oQurcgbS
— はぴらき合理化幻想 (@hapilakibot) 2016年9月27日
リンク先の記事がこちら。
無料のお試し読みの記事です。 これはFacebookで5.1万のいいねがついた記事なので 読んだことある人も多いのではないかな? ======= 海外でのクレジットカード支払いで注意すべきこと。 具体的には日本円か現地通貨かどっちにする?と聞かれたら どちらを選ぶべきなのかを検証したいと思う。 最近海外でクレジットカード支払い時にVISAカードを出すと 「現地通貨にするか日本円にするか?」 「通貨選べるよ」とやたらとご親切なオファーを 言われることが多くなった。 このオファー受けていいか拒否るか これ咄嗟に判断するの凄く難しくない?
キャッシングなら機械が相手なのですべての判断は自分次第なのですが、ショッピングの場合は店員の操作一つで勝手にコンバージョンされていることもあるのが怖いですね。
こういう話を聞くと、海外でのカードショッピングは極力避けたいと思うようになります。ATMでキャッシングして現金払いが無難でしょう。もちろん繰り上げ返済することが前提です。カード払いは現金が足りないときの補助的な役割に格下げとなります。あと宿や飛行機のネット予約などでカード払いしかできない場合、VISAとMASTER以外のカードを選ぶと回避できるかも。
国内での使い分けとは真逆になってしまいますが、罠を回避するために海外では現金主義者にならざるを得ないのが歯がゆいところですね。
こういうボッタクリビジネスを撲滅するためにも、早く暗号通貨が決済手段として普及してくれると良いのですが…。現在のように投機の対象と思われているうちは、まだまだ先の話でしょうか。
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