2019年11月5日

65歳から遊んで暮らすことさえ非難されるとは…

ツイッターより。

65歳から98歳まで遊んで暮らすライフプラン…。
早期リタイア勢も長生きしたら結果的にその年齢でも引き続き「遊んで暮らす」ことになるとは思いますが、遊び方の選択肢は若い頃よりずっと狭くなっていることでしょう。65歳からしか遊んで暮らせないようなライフプランには全く魅力を感じないですね。

それはさておき、

「公務員」やる事と、リタイアして「遊んで暮らす」事が同じという前提で語ってますね。

ほぼ何も生産していない点は確かに似ているんですけど、「誰の金で」その暮らしをしているかは異なります。公務員は他人の金、退職者は自分の金です。

自分では何も生産せず、他人の生産物を消費して暮らす人が全人口の1/4にもなったら、そりゃ破綻するでしょうとしか言えませんが、自分の稼ぎを蓄えておいて後で使おうとする人が全人口の何割になろうが、何も破綻しません。後で消費したい分も含めて、先に生産を済ませているだけのことです。

65歳にもなってからやっと働かない人生を手に入れる計画でさえも、「全体が見えてない」と批判する人…。全体って何なのでしょう。やはり公営社会保障制度という「全体」のために、全国民が長く働くことを望んでいる人にしか見えないんですよね。

年金にせよ健康保険にせよ、現行の公営社会保障は他人の稼ぎをあてにするシステムの最たるものですから、全人口の10割がそれに参加すると破綻するに決まっていると思うのですが…。

参考ツイート:

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