ツイッターより。
法定通貨が無になった時社会もやばいから自分も死ぬので問題ありません
— 321 (@321tn) December 26, 2020
最近は 「法定通貨」でツイッター検索するのが日課になっていて、いろいろな人の考えを知れて面白いのですが、これ見たときはぶったまげました。私なら、こんな死に方だけは避けたいランキング1位です。
ある法定通貨が無になると、その通貨を使っていた社会が混乱に陥るのは必至で、過去にそうなった多くの国(日本を含む)を見ればわかります。「社会もやばい」はその通り。ここまではよいでしょう。
ですが、そこから「自分も死ぬ」は飛躍が過ぎるのでは…。たかが一国の法定通貨ごときに自分の体を括り付けて、一緒に海へ沈むつもりですか?
過去の事例を見てもわかる通り、法定通貨が無になったぐらいのことで人々の経済活動は止まりません。一つの交換媒体が無になったのなら、自発的に別の交換媒体を用いて取引を続けるだけのことです。
どうせ自分も死ぬからと投げやりになるのではなく、混乱期が来てもどうにか乗り越えられるように備えておいた方がよいのではないですか。戦後とは違って、そのための情報も手段もいくらでも見つかる時代です。何の備えもせずにすべてを失っても言い訳はできません。
参考ツイート:
(続)マルクにしがみつく以外に選択肢が無かったものも多い」。そうして何もしなかった人たちは財産のすべてを失った。歴史は繰り返す。当時は手段がなくても、今の日本人は、ドルに替える手段を持っている。情報も流している。あと、どう行動するかで、その結果は自己責任だと私は思う。
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) October 14, 2020
私は日本がつぶれるとは言っていませんから誤解のないように。つぶれざるをえないのは、出口のない日銀で(それに伴い紙幣が紙屑化し、ハイパーインフレ(=究極の財政再建))で新中銀で紙幣価値を安定させた後、日本は大復活です。ただし国民生活は再建まで地獄。だから準備しておいたらと言ってます https://t.co/QzBx3LJC7d
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) November 22, 2020
(続)そのロジックならば、世界で最悪の財政状態であり、かつ世界で一番、財政ファイナンスを行っている日本の通貨・円が最弱通貨となる。現在、債務超過の恐れのある中央銀行は、日銀だけ。円は法定通貨でさえ、なくなると私は思っている。日本は新しい中央銀行と、新しい通貨を作るしか出口はない。
— 藤巻健史 (@fujimaki_takesi) December 13, 2020
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