政府が通貨として無制限に使えると法で定めてるからです
— 綾瀬🐲 (@AYASE_RYUU) August 21, 2023
日本円の強制通用力
日本銀行法第46条第2項「日本銀行が発行する銀行券は、法貨として無制限に通用する」として、銀行券(お札)に無制限の強制通用力があることが定められています。
強制通用力へのよくある誤解。定期的に見かけますね。
この法律が定めているのは債務を履行する際の日銀券の通用力であって、日銀券の価値とは関係ありません。そもそも売り主が日銀券を受け取りたくない場合にはどうなるのか、想像してみると簡単にわかります。
商店に「10,000円」の値札がついた商品があるとします。客が現れ、これ買いますという意思表示をすれば、双方の意思が一致するので売買契約が成立します。この瞬間、買い主には1万円の金銭債務を履行する義務が発生します。1万円札を差し出した場合、正当な債務の履行であると認められ、売り主は受け取り拒否できません。これが強制通用力。
商店に「68USD」の値札がついた商品があるとします。1万円札しか持っていない客が現れ、これ買いますという意思表示をしても、売買契約は成立しません。双方の意思が一致しないからです。68ドルは今の為替レートで1万円と等価だからいいよね?と交渉する余地はあるものの、売り主が合意していないのに売買契約を強制することはできません。売買契約不成立なら債務も発生しないので、強制通用力の出る幕はありません。
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— 21century.po (@21century_po) August 16, 2023
百万円がもらえるとして、
— リバタリマン (@libertariman) August 14, 2023
しかし受け取れるのは10年後
どの通貨で受け取る?
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