いま、一番買いだめする必要のあるものは、トイレットペーパーではなく、マスクでもなく、キャッシュ(現金)という推奨は真実味がある。
— Cafe_Forex(テムズ川の流れ) (@UponTheThames) March 9, 2020
ふむ、なかなか面白い発想ですね。
現在目の前で起こっている株価の暴落も、言い換えれば現金の高騰であり、株券を握りしめて現金を買い求める人たちが市場に殺到している現象だと捉えることもできます。
ですが、マスク等の消費財にせよ現金にせよ、当面必要な分だけ手元にあれば十分なのであって、あえて「買いだめ」に走る必要は無いと思います。特に現金の供給が不足して入手困難になる事態などほぼあり得ないでしょう。今では輪転機を回す必要すらなく、日銀のさじ加減一つで貨幣の供給を増やすことができますから。
中央集権的に無限に供給量を増やすことができる現金という資産を、必要以上に抱え込みたがる人の気持ちは全く理解できません。トイレットペーパーの買いだめと同様、恐怖に駆り立てられただけの、まるで合理性のない経済行為だと思います。
特に金融危機のたびに起こるJPYの高騰ぶりは目を疑いたくなります。世界中に株を売りたい人がたくさんいるのはわかりますが、なぜ最終的にJPYのような極東のローカル通貨に需要が集中するのか、意味がわかりません。こんな高値で掴んで抱え込んで、この先どうするつもりなんでしょうか。もっと高くなりそうだから、そのときに別の資産に替えるとかですか。まるでババ抜きですね。
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