ツイッターより。
欧州議会のほとんどは、メールやメッセージ・チャットにある「違法と思われる」コンテンツの検索と警察へ通報する義務の法案に賛成している。🤬
— Alexandre アレックス 🦩 (@cyberflamingo) March 13, 2021
なぜ民主主義のはずの国が、こんなクソな全体主義な法案ばっかり提案するの?#chatcontrol https://t.co/CAV1SkVGgl
「なぜ民主主義のはずの国が、こんなクソな全体主義な~」という問題提起の仕方が、そもそもおかしいのではないかと思います。
全体主義と相反するのは自由主義であって民主主義ではありません。民主主義と全体主義は仲良く両立可能です。ナチスドイツや大日本帝国の歴史がそれを証明しています。
過去も現在もなぜ国家の全体主義化が止まらないのかって、そりゃ人々が民主主義ばかり有難がって自由主義をないがしろにするから、に尽きるでしょう。民主的に支持されるならば自由権を侵害してもよい、と考える人が多すぎます。
上記ツイートによれば、欧州議会は民主主義の手続きに則って私権を侵害する立法ができてしまうようですから、自由権を守るはずの憲法がほとんど機能していないことがわかります。
日本人にとっても対岸の火事ではありません。自由権がないがしろにされているのは同じです。最近の例だと、緊急事態宣言下で行政が飲食店の時短営業を強制できる法令の存在が明るみに出ました。コロナ禍を口実にした「クソな全体主義」への邁進が止まりません。
全体主義化を食い止めるのに圧倒的に不足している勢力は自由主義です。自由権保護の前提を欠く民主主義はいとも簡単に全体主義を推進するという事に、早く気付いてもらいたいと思います。
参考ツイート:
日本の民主主義信奉者の多くは民主的に私権を制限することを肯定するので、民主主義を盾に全体主義と戦うことはできそうにない。歴史的にも民主主義と全体主義は両立してきた。
— 遊民 (@yumin4) December 28, 2020
私権を守ろうとする勢力と言えるのは民主主義ではなく自由主義だが、日本では極めて不人気な勢力なので戦況は絶望的。 https://t.co/r2WPz1OwMu
油断していると徐々に社会は全体主義に侵食されていくものなんだな。ハイエクの考察は現代社会でも通用する、というか当時より更に通用すると思う。
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) November 21, 2020
表現の自由が財産権・自由権の一環として基本的人権の一丁目一番地なのは理解できるけど、生存権や民主主義は往々にして自由権と対立する概念なので「民主主義の自由戦士」「生存権の自由戦士」は嘲笑の対象と考える。 https://t.co/RaJlHdz4Di
— (若)年寄 @リバタリアン地方公務員 (@numawkdsyr) February 5, 2021
「みんなの合意をとる」といっても、具体的にどうするのかという段階で異論が百出し、解釈や運用次第で自由主義的にも全体主義的にもなる
— グラサン頭陀袋 (@sackwithglasses) November 20, 2017
民主的であれというのは実はあまり意味のない主張で、意味するところは自由主義か全体主義か、または都合よく切り貼りしたいのかのどれかになるのではないか
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