2020年5月25日

法で私権を制限する「リベラル」とは?

橘玲公式ブログより。
さらに驚愕するのは、「リベラル」を自称するメディアや知識人が、この「法によらない権力の行使」を批判しないばかりか、積極的に容認しているように見えることです。こんなことが許されるなら、国家は「道徳」の名の下に、際限なく国民の私権を踏みにじることができます。これはまさしく「全体主義(ファシズム)」でしょう。

改正特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)が議論されていたとき、真のリベラルであれば、「法によって私権の制限を命令できるようにすべきだ」と主張しなければなりませんでした。残念なことに、この国にそんなリベラルはどこにもいなかったようですが。
え、なんかおかしくないですかこの記事。

法によらない権力の行使は全体主義であるから、法で私権を制限する「リベラル」とやらを目指すべき??

法律に則っているか否かとは関係なく、公権力で私権を制限して全体の利益を優先するのが全体主義の定義では。前者が全体主義なら後者ももちろん全体主義に決まってますし、私権の制限を合法化している点でより強力な全体主義と言えます。全体主義を強化しようとする思想が「自由」を意味するリベラルだという主張は、倒錯も甚だしいのでは。

もう自由主義と誤認されがちな「リベラル」なんて紛らわしい言葉を使うのやめて、素直に社会主義、全体主義を推進したいと言えば良いのにと思います。

参考記事:
ja.wikipedia.org

参考ツイート:
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