2021年10月10日

集権型金融と分散型金融のリスクの違い

ツイッターより。

既存の集権型金融側から見た分散型金融(DeFi)固有のリスクとして、特に間違ったことは言っていません。しかし、そこだけを強調されると分散型金融の方がハイリスクみたいな誤解を生むのではないかと思いました。

視点を逆転して分散型金融側から見ると、集権型金融のリスクについて次のように述べることもできます。

これは単なる脅しです。しかしイメージしておくことは大事です。


あなたが集権型金融に入れている資金は、口座凍結の被害が発生すれば、全く戻ってこないということはありえるんです。
自分しか開けられないウォレットやDeFiにお金を入れているのとはわけが違う。

そのリスクを本当に許容できているんですか?

集権型金融にも集権型であるが故に不可避なリスクがあるのです。分散型金融を知るまでは、私もこのようなリスクを意識することはほとんどありませんでした。「そのリスクを本当に許容できているんですか?」への答がNoであることに気付いたのは、つい最近のことです。

それぞれリスクの種類が違うのだから、集権型と分散型のどちらがハイリスクかという比較はできません。私はリスク分散の観点から、両者に分散しておくのが無難だと考え、実践しています。

参考ツイート:

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