2019年2月15日

働いている人をバカにしているのは誰?


ツイッターより。

その時給1000円は当事者双方の意思が一致した結果なので、第三者がつべこべ言うことではありません。ありがたく思うか思わないかも当事者の勝手。そんな時給では私の尊厳が~、と思うのであればあなたがそんな仕事をしなければいいだけの話。「人間に対する尊厳が~」みたいな主語の大きな話にすり替えて他人を巻き込まないでいただきたいものです。

ZOZO前澤氏が本当に「働いている人間はバカ」と思っているのだとしたら滑稽ですよね。だって、彼自身が誰よりも働いて大金稼いでるんですから。「自分はバカ」ってことですよ。あれだけの成功者が?

「働く人たちをバカにしない社会」とおっしゃいますが、他人の内心や表現の自由は制限できないので無理というものでしょう。バカにしたい人は勝手にバカにすればいいと思います。もちろん、あんなに消費者が喜んで金を払う物やサービスを供給して社会を豊かにしている前澤氏を、心底軽蔑するのもあなたの自由です。

働いて稼いでいる人を誰よりもバカにしているのは日本政府じゃないですかね。働けば働くほど、稼げば稼ぐほど、多額の所得税や社会保険料を強制的に巻き上げていくのですから。私が現役会社員だった頃は、給与明細や源泉徴収票を見るたびに本当にバカにされているなと感じました。この気持ちが早期リタイアへの大きな原動力の一つになりました。

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2019年2月10日

「他人の金で保育園に入れるようにして」と訴えるマンガが拍手喝采されていて気持ち悪い

ツイッターより。

久しぶりに見た気がします。3年前に話題になった「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログと同様の主張を。今回はマンガ形式なのでわかりやすく、日本死ねブログよりだいぶウケがいいみたいです。このツイートのURLをツイッターの検索窓に入れると出るわ出るわ、拍手喝采コメントのオンパレードです。これが気持ち悪くてたまりません。

「なんでそうなるのか」とは要するに、
「保育園に入れない待機児童がなぜ大量発生し、その状態が解消できないのか」という疑問だと思いますが、その答は非常に明快です。

なぜ常に保育園の需要>>供給の状態、つまり需給が釣り合うことがないのかというと、政府が民間の保育サービスを規制して自由な供給を妨げたり、多額の税金(つまり他人から奪った金)を突っ込んだ公営保育園の大バーゲンセールのせいで需要が爆発したりして、市場メカニズムが働かないからです。原因はこれ以外にありません。

供給よりも需要が遥かに多い状態を解消するには、政府の介入を完全に排除して自由市場に委ねればよいのです。神の見えざる手によって価格が調整され、政府主催の大バーゲンセールによって捏造された偽の需要は消え、たちまち需給が釣り合うことでしょう。保育に限らず、医療でも介護でも全く同じことが言えます。

しかるに、このマンガの内容ときたら酷いものです。行政相手に
「少子化対策っていうならまず、保育園に入れるようにしてください」
と訴えるお母さんが出てきます。

このセリフは、「もっと税金を注ぎ込んで格安で入れる公営保育園を増やせ」という意味ですよね。残念ながら「市場価格で買いたいから民間企業による供給を規制で邪魔するな」という意味ではなさそうです。行政が市場介入しているせいで発生している問題を、もっと行政が介入して何とかしろと訴える人って、典型的な社会主義中毒の末期症状ではないでしょうか。

3年前に書いたことのコピペになりますが、ここでもう一度強調しておきたいと思います。

受益者がコストのごく一部だけしか自己負担せずに、その大部分を他人に負担させることが「当然の権利」なわけないんですよ。では本来どうするのが当然だったのか忘れてしまった人のために言っておきますと、受益者が全額負担するのが当然に決まってます。自己の利益のために赤の他人に税金という負担を強いる理由が何一つ存在しません。政府が他人の金を奪って自分のために使ってくれる社会福祉の快楽が麻薬のように効いてきて、本来何が当然だったのかもわからなくなった国民が余りにも多すぎやしませんか…。

参考ツイート:
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2019年2月5日

ブログを通じて他人と交流するリスク

エゾリスさんのブログより。
円山動物園のしろくま館は大人気でした 先日読者と会う機会がありました。 でも、とても残念な別れ方をして大きなダメージを受けました。 私のブログに共感してくれて会いたいと言うのでお会いしたのですが、別れ際に急に怒り出して、次はねえと捨てセリフを受けました。…
ezoris.hatenablog.com
先日読者と会う機会がありました。
でも、とても残念な別れ方をして大きなダメージを受けました。
私のブログに共感してくれて会いたいと言うのでお会いしたのですが、別れ際に急に怒り出して、次はねえと捨てセリフを受けました。
会いたいというから来たのにそりゃあないんじゃないの?という感じです。
アチャー。これはひどい。

私は孤独が大好きなので他者とのつながりをできるだけ忌避して生きていますが、リタイア後に他者との交流を求めるタイプの人は注意が必要だと思います。特に、ブログやツイッターなどで全く情報発信をしていないただの読者と会う場合、相手は自分を知っているけど自分は相手を全く知らないわけで、リスクが高すぎると思います。

さらには、投資ブロガーやリタイアブロガーの場合、(具体的な金額を公表していなくても)それなりのお金を持っていることが広く知られているわけですから、よりいっそう危険度が高くなります。

リアルでの交流なんて飾りです。孤独嫌いな人にはそれがわからんのですよ。ネットの世界で出会った人たちと交流するにしても、ネットの中だけで閉じた交流ではなぜダメなのでしょうか。

よよよさんのブログにもちょうど同じテーマの記事がアップされてました。これは素晴らしい。隅から隅まで共感しかありません。

参考記事:
どうもよよよです 移住をお考えとは非公認宣伝大使として、一杵築市民としてありがたい限りです 偵察を兼ねて杵築市旅行をしたいとの事、素晴らしい!ぜひ応援させてください!僕の部屋に泊まりたい?もちろんですよ!何泊でもOK!なんだったら一緒に住みますか? …とでも言うと思ったのですか?絶対にイヤです …
jinseiyoyoyo.hatenablog.com

関連記事:
ゆとり隊長さんのツイート 一番まずいのは、迷ってしまうことなんですよね。どちらでもいいから、納得して自分できちんと考えて結論を出すことが大事。 一生ひとりで生きていくと決めたら、見えてくる未来もあるわけで… https://t.co/ueKFCfPVGu — ゆとり隊長@年10...
yumin4.blogspot.com
先月、同じ40代で早期リタイア志望の方から交流希望のメールをいただきました。ありがとうございます。 最近は早期リタイア実践組ブロガーも増えてきましたが、同年代で同じ志を持つ方が潜在していることを知って心強く思います。 直接メールで返信するかどうか悩みましたが、(後述の理由か...
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2019年1月30日

ぬこさんのブログが更新再開

この記事の直前が2010年2月の記事なので約9年ぶりですか。いや、いったん有職生活に戻った頃(2011年5月)の記事があったはずなのに削除されているようなので、もう少し短いかもしれません。いずれにせよ、本当に「お久しぶり」ですね。

無職生活にも挫折はあります。
今は、単に、夢とか希望を失くし、人生の消化試合のような状態になりました。
夢や希望に満ちた無職生活ではなく、消化試合系無職生活になってしまいました。
ふむふむ。具体的には何が挫折の原因だったのでしょうね。信用取引、先物取引で失敗したことかな。でも「消化試合」であれ現在無職生活ができているということは、最低限のお金は残っていているようにも取れますね。

800万で買った家がある。
今はそこに住んでいない。
住んでいない最大の理由は水道がなくなったからだ。
こういうのは不動産投資特有のリスクですね。
住居は賃貸と自己所有のどちらが得なのか、リタイアブログ界隈でも話題になりますけど、このようなリスクを織り込むと結局、リターンの期待値は同程度になるのではないかと思います。所有する場合の固有リスクが具現化せずに結果として得をしたように見えても、それはそれなりのリスクを取った見返り(リスクプレミアム)にすぎないのかなと。

当然ながら、売りに出しても売れず、毎年、固定資産税を払い続けている。
この先も払い続けることになるだろう。
想定外の負債になっている。
1円でもいいから売りたい。いや、10万円差し上げるからもらってくださいと頭を下げても売れない物件だ。
こういうとき、動産なら廃棄処分すればいいだけですが、不動産の場合はそれができないので継続的に税金を負担し続けることに…。この財政難の時代、固定資産税がいつどれだけ値上がりしてもおかしくないでしょうし。

数ある資産クラスの中でも不動産だけは非常に特殊で扱いづらいなあと思いますね。


今後の更新にも期待しています。

関連記事:
33歳で早期リタイアした方のブログを見つけました。 無職生活開始~ by ぬこ ざっと拝見したところ、5000万円の資産は給与収入からこつこつ貯めて築いたもので、現在も定期預金のみの運用のようです。無理にリスクを取らなくても、生活コストを抑えることによってそれなりの資産を積...
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うさみみさんのブログ 生活崩壊を防ぐために - 30歳代からの資産運用~よちよち投資家のブログ - 楽天ブログ(Blog) より: 33歳で5000万円貯めてリタイアしたぬこさんのブログを覗いてみると、大変な事になっているようです。 なんと! 見に行ってみると、確かにこんなこ...
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2019年1月25日

老後に国の福祉に頼るのはやむを得ない?

lunaさんのブログより。
こんにちは 私は今49歳。 誕生日が来れば50歳になるアラフィフだ。 アラフィフ、あんまり連呼したくない言葉だね。 アラサー、アラフォーくらいまでは良いけどアラフィフくらいからジジイ臭がしてくる気がしている。…
luna3018.hatenablog.jp

概ね同意です。
「人生100年時代」という言葉に代表される、早死にリスクよりも長生きリスクが妙に過大評価される風潮には違和感がありますので。

ただ、最後の部分は少し引っかかりました。
でもね。

80歳過ぎて何かの要因で生活費を賄えなくなってしまったら、国の福祉に頼ることもやむを得ないと私は思うよ。

自分の経済力だけで90歳100歳まで生きないといけない社会って、どこか歪んだものだと思うから。
老後に国の福祉に頼らないで生きようとすると、残された選択肢は「自分の経済力だけで」生きていくしかないのでしょうか?

その2つ以外に選択肢は無いかのような前提があって、「故に、公営福祉は無くせないしコストの強制負担もやむを得ない」という結論が隠れているように思えたので、違和感がありました。

本来はそんなに選択肢が狭いこともなくて、べつに子供や親族に頼ってもいい(昔はそれが当たり前でした)し、公営ではない民営の年金保険に加入してリスクヘッジしてもいいですよね。

そんな(親を扶養したり、保険料を払う)余裕なんてあるわけ無いですって? それは、既に公営福祉制度によって他人の親を含む老年世代全体を扶養することを強制されていたり、民間のローコストな保険商品の供給が妨げられているからではないのでしょうか。

国の福祉こそが経済的余裕を奪っている犯人であるとき、「経済的余裕がなくて個人では老後の備えができないなら国の福祉に頼るのもやむを得ない」というのはたいへん奇妙な話に見えます。いわゆる循環論法? lunaさんの記事でここまで明言しているとは思いませんが、同様の主張はブログやツイッターなどでもよく見かけます。

ここは素直に、原因Aのために問題Bが発生しているのだから、Bを解決するためにAを取り除こう、と考えるだけでいいのではないかなあと思いました。

参考ツイート:

関連ツイート:

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