米最大手スーパーチェーンKroger社は、高い手数料を理由にVisa決済サービス提供を停止すると発表。代替案としてビットコインライトニング決済の導入の可能性が浮上しているという。実現すれば、仮想通貨決済普及への急加速材料となる。
Krogerによる利用停止の理由として挙げられているのは、Visa利用に係る「過度な手数料」だ。Visaカードの手数料だけ他のカードより高かったんでしょうか。いずれにせよ、世界一クレジットカードが通用する国と言っても過言ではないアメリカでさえ、高すぎる手数料を敬遠する企業が出てきているわけです。
2018年8月には、カリフォルニア州にある「Foods Co.」というKrogerが有する別のスーパーマーケットチェーンでも、同様の利用でVisaの受付中止を発表しており、米大手スーパーでのクレジットカード決済離れが加速している。
今後、Krogerだけでなく、Visaカードやその他の手数料の高い既存のペイメントシステムから手数料の低い仮想通貨決済に乗り換える可能性のある企業の動きにも、注目するべきと言えるだろう。代替手段として暗号通貨決済を取り上げていますが、まだ早いような気がします。少なくとも法定通貨にペッグしたステーブルコインが普及するまでは代替手段にならないでしょう。
一足飛びに暗号通貨決済を採用せずとも、今はQRコード決済があるじゃないですか。日本でもPayPayやLINE Payなどの新しい決済手段が競争しながら着々と浸透し始めているようですから、今後は手数料の割高なクレジットカード決済が敬遠される流れは止まらないと思います。
少なくとも、現在は現金決済のみの店が新たにキャッシュレス決済を導入しようという場合に、初期費用から決済手数料まですべてにおいて割高なクレジットカード決済を採用する理由は無いと思われます。
参考ツイート:
中国でマジ凄いと思ったのは電子決済サービスが完璧に社会に浸透している事。
— 小野美由紀 (@Miyki_Ono) November 6, 2018
ど田舎の果物売りのオッチャン(カゴ担いで、鉄の分銅使って量り売りしてるような人)でも電子決済アプリのQRコード持ってる。現金で払おうとしたら「ダメ!電子にして!」と怒られた笑
驚きすぎてポージングしてもらった pic.twitter.com/INlY67Jxcc
クレカは…あのバカ高い決済手数料がどうにかなればいくらでも普及するだろうが、現状その気配は無いしなぁ…( ̄∇ ̄;
— easter2501 (@easter2501) February 19, 2019
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