ガチヤバイ!? リアルガチでやばいかも!? 新社会人のみなさまへ 受け取る年金少なくなってない!? ねんきんネットで確認だ!
— 日本年金機構 (@Nenkin_Kikou) 2019年3月14日
昨日下書き書いた時点では確かに存在してたのですが、今朝起きてみると予想通りというか、ツイ消し…。税金使って描かせたイラストを無駄にしちゃいけません。もったいないのでスクショ貼っときますね。
何でしょうか、この自虐ツイートは。(苦笑)
彼ら自身、公的年金の未来がガチでヤバいことをいよいよ正面から否定できなくなって、開き直ってブラックジョーク飛ばしてきたと受け取っていいですか。
そもそも新社会人がねんきんネットにログインしたところで、将来受け取る年金が少なくなるかどうかなんて全くわかりませんよ。毎年ねんきんネットにログインし続けて、同じ条件で試算した見込金額がどういうふうに変化していくかを何年間も観察した結果、ようやく傾向らしきものが読み取れるかどうか…。この程度のことです。
その見込金額だって、マクロ経済スライドによって購買力がどれだけ削られるかまでは考慮に入れてませんからね。今後45年~50年という長期間のインフレ率と賃金上昇率なんて全く予測不可能な上に、「調整率」を何パーセントにするかも2025年までしか決まっていないのですから。それ以降の調整率をいじればいくらでも削ることが可能です。
さらに深刻なことに、新社会人が今後何十年も負担し続けることになる年金保険料の方も総額でいくらになるのかは全く不透明です。マクロ経済スライドの調整率と同じく、とりあえず決まっているのは数年先までで、それ以降のことはまたあとで考えるという実にいい加減なスタンスです。問題を先送りする技術にかけては日本政府の右に出る者はいません。
参考記事:
「社会保険料ってこんなに高いの!?」 給与明細を見て、こんな感想を持った事がある人も多いのではないでしょうか? データで見る少子高齢化の状況とそれに対する政府の年金問題への対策でも見たように、国民の社
過去50年以上も続いてきた保険料の値上がり傾向がそろそろ止まるだろうと予想するのは、余りにも都合が良すぎるというものです。このまま破綻せずに負担増と給付減が同時進行していけば、新社会人のみなさま方にとっては最悪のシナリオになると思われます。
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参考ツイート:
年金はまさしく寿命バクチなんだけど、賭けの最中に胴元が勝手にルール変更してどんどん勝率が下がっていく。
— ブラック企業の深い闇 (@makkuro_ankoku) March 5, 2019
カイジかよ。
18歳で入社した時「55歳になったら年金もらえるから」と言われて、随分少ない給料から高額を天引きされてきた。いよいよ本日55歳の時が来た。年金支給は無い。日本国から詐欺にあった今日。
— こずくたろう📻 (@kozukutaro_) January 3, 2019
リスクに備える金融商品が欲しければ民間の年金も選べる。そして、公的年金がとくに良い金融商品ということはない、というか一方的に支給条件を変更するようなクソ保険、普通は買わない。
— ユキノシバリ (@yukinoshibari) February 23, 2019
だが、強制的に政府のクソ保険を買わされて余裕がなくなると金持ち以外は政府のクソ年金に身を委ねざるをえない https://t.co/DAQ72AYo28
資産運用の手法がどんなに正しくても、それを強制されるなら不満に思う人が出てくるのは当たり前ではないかと。「お前の老後のために金を増やしてやってるんだから感謝しろ」的なパターナリズムには私もうんざりしています。 https://t.co/YwhfMlz28L
— 遊民 (@yumin4) February 3, 2019
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