2021年7月17日

暗号通貨で投げ銭できるサイト

crypvoの中園です! 7月10日の豪雨にて被災した鹿児島県薩摩川内市を支援したくクラウドファン
hide.ac
hide.ac の暗号通貨投げ銭機能を利用した災害支援の募集がありましたので、サクッと寄付してみました。

このサイトはJPYC投げ銭機能が実装されてから頻繁に更新をチェックするようになり、新たな知見を得た記事にはお礼として投げ銭をするのが日課になっています。

日本円のステーブルコインJPYCで投げ銭が貰える、というのが売りのプラットフォームなんですが、投げ銭する側は必ずしもJPYCを持っている必要はなく、次の8種類の暗号通貨の中から選べます。JPYC以外を選択した場合は、裏で分散取引所Quickswapを使って自動的にJPYCへ両替してくれる仕組みになっています。楽ちんです。


私の場合は今回もいつも通りUSDCを選択しました。Polygonネットワーク(Ethereumのサイドチェーン)のウォレットには、ほぼそれしか入っていないからです。


1万JPYCに対して85.83USDCほど引かれているので、QuickswapでのUSDC/JPYCレートは116.50と出ました。USD/JPYのレート(≒110)から5%以上乖離しています。

USDC払いする側としては安上がりになるから良いのですけど、ステーブルコインとして設計された暗号通貨であっても、DEXなどの二次流通市場においては必ずしも法定通貨とのペッグが維持されるとは限らない点には注意が必要です。

Polygonの送金手数料はETHではなくMATICで支払います。今まで気にしたことは無かったものの一応計算してみたら1回1円未満でした。送金速度は必ずしも速くはないです。むしろ最近は遅いことが頻繁にあって、今回も30分ぐらいかかった気がします。買い物や旅行予約と違って、寄付なら他の作業しながら気長に待てます。

法定通貨の寄付でも、以前利用したCALL4のような仕組みなら十分にハードルが低かったのですが、暗号通貨の寄付はハンドルネームやメールアドレスさえ不要で、さらにハードルが低いと感じました。寄付プラットフォームの理想形に近付いています。

集まったJPYCをどのようなルートで法定通貨経済圏へ戻して災害支援に役立てるのか、楽しみに見守りたいと思います。

参考ツイート:

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