ちょっ……これマ?
— 𝔜𝔞𝔴𝔞𝔯𝔞 (@izumi_yawara) February 13, 2020
今すぐ80年代に戻りたいんだけど… pic.twitter.com/GT0mlapbZI
定期的に見かける話題ですねこれ。
ツイッターの反応を見ると、この時代の名目高金利を羨む人がほとんどで、きちんと当時のインフレ率に触れて実質金利はマイナスだったことを指摘できる人は本当に少ないのが残念です。人類(日本人?)が貨幣錯覚を克服するには、まだまだ時間がかかるみたいです。
たとえば目の錯覚は現代人の多くが認知して修正できているのに、お金に関する様々な錯覚や偏向は、そもそもまだ認知すらろくに進んでいない段階であることがよく分かります。
これから先たとえばインフレ率10%になったとして、定期預金の金利が7%とかでも大喜びで10年定期とか組んでしまう人が続出しそうな予感がします。現在進行中のインフレ政策が民主的に支持されるのは当然と言えましょう。そうやって自発的にインフレ税を払いたがる人がいくらでもいるのだから、政府にとってもこんなに都合のよいことは無いでしょう。
参考ツイート:
預金利率とインフレ率は概ね連動してますから、経済状況が異なる時代の金利を単純比較しても意味がないんですよね。
— 吉本るみね (@yoshimotolumine) February 15, 2020
ただ、固定金利の超長期運用に限っては「結果的にすごく美味しかった」となることはありますね(逆にさらなる高金利化や超インフレが起きると逆に損するリスクを負う)。
これのレス見てインフレだったのを
— wolfy™ 🐺 (@wolfysway) February 15, 2020
知らない方々がレスつけてて、
面白い面白い。
定額貯金の金利がインフレ率を上回ったのは
90年代前半のほんのちょっとの間だけです。
10年固定で回せたので04年くらいまでは残り香がありましたっけ。 https://t.co/S09ZowIkM2
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