ツイッターより。
補助金もらってない、規制で生き延びてない業界・企業は強いよ。
— Palemoon (@IslayBarley) December 19, 2020
コロナで仕事減ってもダンピング仕掛けて他所の仕事喰い取ってる。結果的に足腰しっかりしてる所が生き残る。潰れる所はあってもそこが伸びて失業者引き受ける。
こういう傾向があるとしたら喜ばしいことですし、是非そうあってほしいと願っています。
ただ、現実には補助金や規制に守られた企業がゾンビのように生き長らえ、真っ当な企業から仕事や労働力を貪り喰っているケースも少なくない気がします。
特に今はコロナ禍を口実にした補助金バラマキが止まらない状況なので、もうそこら中ゾンビだらけになっているのでは。
私は一人の自由主義者として、ゾンビの延命に加担するような消費行動はできるだけ避けたいと考えています。真面目に公平な市場で勝負している供給者に、お金を投票したいのです。インデックス投資家としてはゾンビ企業にも投資してしまっていることになりますから、せめてもの償いとして消費者としては選別したいという気持ちもあります。
規制のコストについては最終的に消費者に転嫁されるため、市場価格から乖離した高値がついていることが多く、消費者がそれを見抜くことは比較的簡単です。たとえばタクシーが典型。あんなにコスパが悪い輸送サービスは他に無いのでは。競合する選択肢を公権力が規制で封じているから、劣悪なサービスがいつまでも生き延びるのです。
他方、補助金漬けの企業の場合は、逆に非常にコスパの良好なサービスに見えることもしばしばあります。たとえば、医療、保育、介護は昔からある典型的な補助金漬け業界です。そして、どれも自己負担額の安さを礼賛する人々によって、「こんなお得な制度はあり得ない」などと猛烈に支持され、使い倒されているのが特徴です。
さらにはGoToトラベルやイートの補助金バラマキが始まり、今まで真っ当なビジネスをしていたはずのホテルや飲食店なども、次々とあちら側の世界へ旅立ってゆきました。
早期リタイアという目標達成のために、とにかく節約、コスパが第一!と考えていた昔の私なら、「こんなお得な制度はあり得ない」などと言いながらGoToキャンペーンを使い倒していたかもしれません。
でも今は違います。
逆に、補助金にすがらなければ消費者に選んでもらえず、経営が成り立たないような企業には、多少お得に見えるぐらいではお金を投票したくない!と思うようになりました。お得の程度がよほど大きければ心が揺らぐ可能性は否定できませんけど、GoToキャンペーン程度の利得では微動だにしなくなりました。これは、自分でも大きな変化だと思います。
消費行動の基準が変化したのは、リタイアしてから私も歳を重ねて人生の残り時間が推定30%ほど減少し、死ぬまでにお金が尽きる心配がほぼ無くなったからかもしれません。今のところはそのように自己分析しておきます。
参考ツイート:
特定業種への補助金、助成金をやめよう。
— (若)年寄 @リバタリアン地方公務員 (@numawkdsyr) December 15, 2020
補助金、助成金を当てにするとハシゴを外された時にエライことになるから、依存するのもやめよう。
たまに日本に帰ってきて感じる事。客待ちのタクシーが異常に多い事。少なくとも私が動き回ってる海外では空港以外では見れない光景。たまに日本に帰ってきて呆れ果てる事。それは日本のタクシー料金や国内交通費が異常に高い事。実感値で他国の3〜10倍。どう見ても庶民の足では無い料金。狂ってる。
— アボカド (@Melt_In_Avocado) August 24, 2017
もう一つの民主主義がある。2〜4年にわずか1度でなく、24時間365日投票できる民主主義。それは市場経済だ。完全に自発・自律的で、重大な決定に優れる。経済の民主主義で投じた票は商品・サービスに直接影響を及ぼすが、政治の民主主義は長い目でほとんど物事を変えない。 https://t.co/WXHbQqDs1W
— 木村 貴 (@libertypressjp) June 8, 2018
0 件のコメント:
コメントを投稿