ツイッターより。
そこそこ稼いだ人がこれまでの支出を参考に「これなら死ぬまで食っていけそうだ」と思って仕事を辞めたら、途端に金がなくなってしまうのは、「働いている間は拘束されていた時間が、まるまる消費の時間になる」からで、この辺りの予想はできないものだ
— 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) November 8, 2021
いやそんなわけないだろうと思って引用RTを読んでみたら、共感コメントのオンパレード。このツイートに違和感を示すコメントは極少数という事実に衝撃を受けました。
少なくとも私の場合は、「働いている間は拘束されていた時間が、まるまる消費の時間になる」などという事は起こりませんでした。リタイア前後の家計簿を見ると、リタイア後の方が支出が減ってます。僅かな金銭で大量の時間を使う系の遊びとか、ほぼ何もせず思索に耽ったりするのが好きだからだと思います。
さらに、とにかく時間が足りず何事もカネで解決していた現役時代とは違って、リタイア後は時間を余分に使って金銭を節約するという選択肢が生まれました。たとえば外食ではなく自炊とか、移動手段なら新幹線ではなく青春18きっぷとか。時間は数倍かかる代わりに金銭の消費は数分の1になったりします。
このようなトレードオフも可能であることに気付かず、ひたすら金銭を消費する方法しか時間の使い道を知らない人々って、早期リタイアだけでなく定年リタイアでさえ生活が破綻するリスクを抱えている気がするのですが、大丈夫なんでしょうか…。
参考ツイート:
セミリタイア界隈でそんな人見たことないですけど… https://t.co/vV2pyeX5gL
— だすと@FIREを目指す新社会人 (@dust_dust016) November 9, 2021
関連記事: