ツイッターより。
FTXのUSDレンディングに7000ドル預けて、一週間で約30ドルの利益になりました。年利換算で約22%、結構いいですね。
— ちゃむ (@Charm_and_Charm) March 24, 2021
FTXを弄り始めたもう一つの目的は、これを自分の目で確かめることでした。百聞は一見にしかず。
レンディングの金利は需給によって1時間毎に変動しますが、法定通貨のUSDで年利30%、ステーブルコインのDAIで年利18%あたりを表示していることが多かったです。
あれだけ乱高下するS&P500の期待リターンが配当込みで10%程度だというのに、それより遥かにローリスクなUSDを貸し出すだけで、18~30%ものリターンが期待できるのは美味しすぎませんか。頭の中が「株式投資とは?」という疑問文で埋め尽くされそうになります。供給がよほど足りないのか、需要が多すぎるのか、FTX固有のリスクを織り込んでいるからなのか。謎です。
24h Average Borrowed の数字を見ると、こんなに金利差があってもDAIよりもUSDの貸し借り金額が250倍も多いことがわかります。これも不思議。DAI借りてUSDに替えて貸す、という裁定がなぜ働かないのかなと思います。
DeFiの革新性や規制耐性には大いに期待していますが、FTXを触ってみて思ったのは、CeFi(中央集権型金融)もまだまだ捨てたものではないなという事。FTXは、もはや単なる暗号通貨取引所を超越した存在になりました。
使い方次第では暗号通貨に一切触れること無く、法定通貨経済圏だけで資産運用を完結することもできます。FTXは新旧ハイブリッド型の金融機関へ上手に進化を遂げたと言えるでしょう。日本国内の暗号通貨取引所が昔より退化し、販売所形式のボッタクリビジネスが蔓延っているのとは対照的です。
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