年末恒例の資産残高集計を済ませました。
まず最初にカミングアウトします。私たしか3年ほど前まで、暗号通貨は決済手段に過ぎないから投資対象ではない、的な趣旨の記事を何度か書いておきながら、今ではすっかり投資対象の一つと捉えており、実際に少なくない量の暗号通貨を決済目的ではなく資産防衛目的で保有していることを。
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当該記事を書いた時点では確かにそう思っていたので備忘録としてはこれでよいのですけど、過去の自分が自信満々に言ってたのと違うことをやるのは、やはり気まずいものがありますね。
2年ほど前から徐々に、株式を売って暗号通貨を買うというポートフォリオの入れ替え作業を進めてきました。その流れが本格化したのは今年に入ってからです。コロナショックで一旦暴落した暗号通貨は、その後現在までに株式以上に激しくリバウンドしたため、気付いたときには暗号通貨がPFの半分以上を占めるまでに膨れ上がっていました。株式インデックスを遥かに超える暗号通貨のボラティリティーの高さに驚愕した一年でした。
こんなに短期間で急騰するとは思っていなかったので、今のPFは暗号資産の比率が当初の計画より高くなりすぎた気がしないでもありません。ですが、私なりの考えがあって入れ替えを進めてきたため、あえてリバランスはしないつもりです。
「私なりの考え」の詳細については、近々記事にする予定です。当ブログの最近の傾向を見ていれば大体の察しはつくと思いますけどね。
前置きが長くなりましたが、資産残高グラフです。
なんだこりゃ~!?
昨年末比プラス116.3%(USD建て:赤線)となり、もちろん過去最高値更新です。まるでドルも円も暴落したかのようなグラフの形になりました。金融緩和でドルも円も供給過剰になってみるみる価値が下がっている事を差し引いてもなお、出来過ぎ感が半端ないです。今年はたまたま暗号通貨高騰の波に乗っただけで、ただのビギナーズラックの可能性大です。2018年のように波が引くようなことがあると資産残高が急減するリスクもあります。
年間支出もドル建てで133%増加したため、年齢+ACRは123と出ました。支出急増の要因はいろいろ考えられますが、一過性のものが多く、来年以降はもう少し減るかもしれません。人生の残り時間が容赦なく減っているので、今後も資産残高が激減しない限り積極支出を継続します。
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