2009年12月12日

家計簿の重要性

うさみみさんのブログ
長が~く続けて、ゆとりある暮らし  ストックとフローと家計簿
を読んで、家計簿の重要性について自分なりに考えてみました。
家計簿をつけるべきか?  と聞かれたら、
つける方が良いと答えると思います。
では、なぜあなたは家計簿をつけていないのか?  と聞かれたら、
毎月一定額以上の貯蓄(フロー)があれば、将来の目標資産(ストック)にたどり着くはずである。
であれば、毎月資産チェックを行い、毎月の全体フローを把握できさえすればよい。
現役時代のほとんどは私もこのようなスタイルでした。普通に生活していれば年間収支がプラスになるのは当たり前でしたし、収支を正確に把握することのメリットよりも、手間がかかるデメリットの方が大きいと思っていました。

ところが早期リタイアを志向するようになると、そうも言っていられなくなります。先日の記事に書いたACRを算出するためには、A=資産残高だけでなく、C=年間生活コストというパラメータの値も不可欠です。資産の変動だけを追っていると、その間の(収入ー支出)がいくらなのかを知ることはできても、収入と支出がそれぞれいくらなのかはわかりません。そこで家計簿をつけることによって、年間の総支出額を記録するようになりました。

もちろんリタイア後も家計簿は続けています。
家計簿をつける意義は資産形成が進むにつれて薄れて行くのではないかというのが、現在の考えです。
これは、いろんな考え方があるので一般論ではなく、個人的な考えです。
物価変動などによる支出の変動を見たり、各年齢ごとに必要な資産残高を推定する(これが不明のままだと、たとえば60歳で1億円という目標の妥当性も判断不能)という意味において、その重要性はむしろ歳を重ねるごとに増していくのではないか、というのが私の考えです。

早期リタイア志向でない人でも、自分の生活コストが把握できていなければ、必要以上に節約を重ねて、本来必要のない貯蓄に励むことにもなりかねません。一人平均3500万円を残して死んでいくと言われる今の高齢者には、そういう人が多いのではないかと思います。

2 件のコメント:

  1. 取り上げて頂きありがとうございます。
    「なるほど家計簿の重要性は歳を重ねるごとに増していく」ということですね。
    確定申告時に年収入が把握できますので、資産増からリスク資産の変動を差し引けば10万円単位くらいのアバウト感はいなめませんが支出総額は算出できるので、そのあたりは把握できているつもりです。
    (支出が不明という感覚はもっていないんです。)
    ですので、家計簿という形の重要性が増していくという感覚は思ってもみませんでした。
    重要性が増すと自分が感じれば、家計簿をつけて行けばよいですね。また、いろいろ教えて下さい。

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  2. うさみみさん、コメントありがとうございます。
    なるほど、収入の方を先に把握することで、間接的に支出総額を推定できるというわけですね。
    そういうスタイルなら確かに、家計簿の必要性は薄いかもしれませんね。誤解があったようで申し訳ありません。

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