2016年10月2日

仮想通貨は投資の対象になるか?

cubさんのブログより。
ども、日本一、仮想通貨に詳しいインデックス投資家を目指してるcubです。
新しい業界や世界が出来るとそれと同じく新しい業界用語が出てきます。
ビットコインの世界もまさしくそうで、ブロックチャーンな...
www.cubmaga.com
cubさんの意見に概ね同意です。

そもそも通貨とは何のために存在するのかと言えば、決済のためです。モノやサービスとの交換手段として便利だから人々に広く使われているのであり、通貨それ自体に何らかの利益を生み出すメカニズムが備わっているわけではありません。通貨と通貨を交換しあうだけのFXが投資ではなくゼロサムゲームだと言われるのもこのためです。

そして、この性質は日本銀行券や米ドル紙幣のような現物通貨だけでなく、ビットコインなどの仮想通貨にも当てはまると思います。株式や債券のようにプラスの実質リターンが期待できる金融資産とは全くの別物であり、したがって投資の対象になり得ると考えたことはありません。

一方、ビットコインなどの仮想通貨を決済手段として見た場合、世界中どこでも通用するグローバル通貨になれる可能性を秘めていると思います。原則国別に発行されたローカル通貨しか通用しない現状では、国が変わるたびに通貨を両替する手間とコストがかかりますが、グローバル通貨で決済可能になればその問題も過去のものになるでしょう。

「1年で200倍!」みたいな怪しい投機の対象としてではなく、人々の暮らしを豊かにする便利な道具として、グローバルな仮想通貨が健全に普及していくことを期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿