年金生活を前提にすると、年金の支給額によって自分の老後の生活が縛られることになります。支給が減れば、生活は苦しくなり、インフレになっても、実質的に年金支給額が減るのと同じことが起こります。賛成です。
国から支給されるお金に縛られながら、ずっと不安なまま大切な人生の最後の時間を過ごす。そんな、悲しい展開から脱却するためには、自らの力で、「年金の奴隷」から解放されるようにすることです。
特に年金支給開始まで20年以上待たねばならない40代以下の世代にとって、現行制度のような大盤振る舞いの年金収入を計算に入れることは、できるだけ避けたほうがよいと思います。
やや挑発的ですが「年金の奴隷」という言葉が、国の制度に依存するリスクをうまく表現できています。
しかし、良記事の期待が高まったのも束の間、その後の展開がぶっ飛んでます。
リタイアした人は、値上がりを目的とした投資ではなく、継続的なインカム収入を目的とした投資をしなければならないのです。えぇっ?
継続的なインカム収入を目的とした投資をしなければならない!?
まったくそんなことは無く、値上がり目的の投資をしても、あるいは投資自体をしなくても一向に構わないと思うのですが。
残念ながらこの記事にその理由は書かれていません。続きはセミナーで、ってことなんでしょうけど…。
リタイアするまでに、複数の不動産を保有しておく。これが「年金の奴隷」から解放されるための方法だと思います。えぇっ?
現物の不動産に集中投資ですか!?
ますますあり得ません…。
以前内藤氏の本『預金じゃイヤだけど投資はコワい ボクの“負けない”人生戦略』 内藤 忍 (著)を読んだ時点での彼のイメージからすると、最近になって唐突にワイン投資や不動産投資の話が出てきたように見えるので、かなり頭が混乱しますね。
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