2018年8月30日

資産運用は儲からない?

ツイッターより。

資産運用が労働収入の代替になるのではないか、という期待があったからこそ出てきた発言かなとお察ししますが、両者はそもそも投入するリソースが別物なので、「どちらの方が儲かるか?」という視点で比較できるものではないと思います。

投入した人的資本(人生の時間)あたりのリターンで比較するとほったらかしタイプの資産運用の圧勝になりますし、投入した金融資本あたりのリターンで比較すると労働の圧勝になるでしょう。

労働と資産運用は二者択一ではありません。両方同時にやってもよいし、どちらもやらずに生きてゆくことも人や状況次第では可能です。

資産形成の観点からは、まず人的資本の労働市場への投入(「自分で稼ぎます」)で金融資本を稼ぎ、それと同時に金融資本を資産運用に回すのが最強であることは言うまでもありません。

最終的に大事なのは運用益がいくらかではなくて、資産総額をいくらまで大きくできるかです。積立金額を増やしたり、積立を早く始めることによって、お金に余裕が生まれる時期を「ヨボヨボのお爺さん」になる頃よりも早めることは十分に可能だと思います。

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1 件のコメント:

  1. 月3万の積立1年で利益が3万ならすげえリターンじゃん。
    こんなこともわからない阿呆はこずかいの範囲内で宝くじでも買ってるほうが世のため人のため自分のため。

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