2025年3月30日

五十肩の思い出

このポスト見て思い出しました。私もちょうど50歳のときに五十肩を発症したことを。よくある老化現象の一つですが、私の場合は肩関節を背中側に曲げようとすると激痛が走るようになり、服の着脱が困難になったことを覚えています。着替えの際は腕を広げるのではなく、服を頭から抜いたり被ったりする動作でどうにか痛みを抑えるようにしました。

発症した当時はこんな痛みと不自由がいつまで続くのかと不安になるものですが、そんなに長くは続きませんでした。老化と戦ったりせず、何もしないでいるだけで半年~1年ぐらい(うろ覚え)経つと自然に症状は消え、肩の可動域も元通りになりました。shingenさんのようにリハビリをすれば治りが早くなる可能性はあるかもしれません。

ぎっくり腰(急性腰痛症)なんかもそうですけど、初めて発症したときは本当にびっくりします。慌てて整形外科へ駆け込むところまでがセットですが有効な治療法は無く、気休めに湿布やコルセットを処方されるだけです。痛みに耐えながら無理して病院行くよりも、安静にしていれば自然に治ります。こういう経験を経て、治すのは自分自身の自然治癒力であって医者ではないことを学びました。



2025年2月6日

1000万円貯めるまでにかかった年数

そういえば私は、区切りのX万円(or Y万ドル)に達するまでに何年かかったか? という視点で記録を付けたことが無かったなと思い、過去の履歴を振り返ってみました。

しかし、最古の記録まで遡っても2004年までしかなく、この時点で既に1000万円は軽く超えていました。よって、正確な年数を知ることはできません。最古の資産残高から推定すると、1000万円到達は会社員歴3年~5年の間だったのではないかと思います。

今から思えば大した年収も無い新人会社員時代に、よくここまで貯めたものだなと、我ながら感心します。当時の私は早期リタイアなどまだ眼中に無く、家計簿も付けず、ろくな資産運用もしていなかったのに…。何も考えず、気付いたら貯まってたというスタイル、結果論とは言え無敵です。

当時はNISAも無かったですし、現在の投資家の方が恵まれているという声も聞こえてきますが、私はそうは思いません。当時とは社会保障制度の大きさがまるで違います。せっかく昇給した分が丸ごと社会保障費の天引きで消えていくような恐ろしいことを、私は一度も経験すること無く会社員を引退できました。現在や将来の会社員に課せられた地獄の様な苦しみに比べれば、まだまだ幸せな時代だったんだなあと、しみじみ思います。

そして、投資環境としてはNISAの有無より暗号通貨の有無の方が遥かに大きい。これがある時代に資産形成や資産防衛できる人は幸運です。

このツイ主さんは海外移住に希望を見出し、社会保障からの解脱や資産形成に成功されているみたいで本当に良かったです。特に若い人ほど、延々とパンチ力を増し続ける社会保障制度にひたすらサンドバッグにされ続けるのか、何とかして逃げ道を見つけるかが人生を分けます。資産形成途中の人と終わった人は資産課税対策もお忘れなく。ああ忙しい忙しい…。


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2024年12月31日

2024年末の資産残高推移

年に一度の資産残高集計を済ませました。

前年比プラス38%(USDベース)と好調な1年でした。暗号通貨のETHは+48%、全世界株式ETFのVTは+15.4%。法定通貨の価値だけが順調に下がっています。

2025年はトランプ政権下で大規模な歳出削減や減税が実現すると、USDの減価は止まるかもしれませんね。

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年に一度の資産残高集計を済ませました。 前年比プラス83%(USDベース)となり、2021、2020年に次ぐ自分史上3位の上昇率を記録。 暗号通貨をポートフォリオの主力に据えたとたんに、ボラティリティが跳ね上がっている様子がはっきりわかりますね。心臓の弱い人には全くおすすめできな...
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ハイエク氏: インフレを引き起こすインフレ政策を止めさせるには民間企業が通貨を発行すべき https://t.co/J07S55Ezmo — グローバルマクロ・リサーチ (@gmri_jp) April 8, 2023 読みました。良記事です。 法定通貨は無リスクだとか、その...
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2024年12月1日

財政ファイナンスが止まらない理由

途中までは正しいのですが、最後の一文で全て台無しです。反緊縮、略して「ハンキン」さんでしたか。毎年国家予算が増え続けている国が緊縮財政なわけないでしょう。

ハンキンって積極財政、大きな政府を支持するくせになぜか増税には反対するという矛盾した思想です。こんなツイートが4万いいねを集めるような国ですから、禁断の財政ファイナンスが止まることは無いでしょう。日銀が無限にJPYを刷り続けた先にはハイパーインフレ、通貨危機しかないと確信します。従来通りのインフレ対策だけでなく資本移動規制や財産税にも対策しないと、政府に人生を破壊されるおそれがあります。

そもそも人口が増え続ける前提で設計された現行の社会保障制度はポンジースキームそのものであり、元から持続不能だっただけの話です。その現実を直視できずに無理やり延命するための財政ファイナンスです。それをしなければ10年前に制度が終わっていたし、それをした現在の世界線では通貨危機になって制度が終わります。

「このままだと、(中略)終わっちゃう」

だからそんなポンジースキームはクソだからさっさと廃止して政府を小さくしよう!という発想の人は100人に1人いるかどうか…。少なくとも私が生きている間に日本が自由主義の国に生まれ変わることは無いでしょう。


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②だけ視聴しましたが内容的には概ね正しいですね。安倍黒田コンビが間接財政ファイナンスを始めてしまった事実や、その結果としてハイパーインフレになるリスクにもきっちり言及しています。 タイトルに「為替介入の最終防衛ライン」とあるように、政府の為替介入で時間稼ぎができる的な話が出てき...
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ツイッターより。 どの選択肢を選んでも日本は終わるように見えるのですが、つまり日本は終わるって事ですか? — ふくいさん (@ftakao2007) April 26, 2020 財政破綻の話になると「日本は終わる」みたいなことを言う人が跡を絶ちませんが、その文脈における「日...
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ツイッターより。 日経平均は30万円まで上がるそうです。日本経済は復活するそうです。良かったです https://t.co/WrFhoFiGrU — 極度思考(しなさい) (@thoroughlythink) December 13, 2019 今から31年後の2050年に日...
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2024年11月23日

暗号通貨を「利確」する必要は無い

日本政府の重税から逃れるためには、一刻も早く賃労働辞めるのは基本ですね。頑張ってください。

でも、必ずしも「ビットコイン利確」する必要は無いはずなんですがね…。一例として、

こういう方法もあります。JPYCはわざわざ借りなくてもUSDCからスワップすれば十分だとは思いますが。売却益が無いので税コストはかかりません。その代わりステーブルコイン借りるのに利息がかかります。

何らかの資産を担保に法定通貨を借りるのは革命的でも何でもなくて、割と古典的な節税手法です。既存金融の世界でも富裕層の人たちは有効に使っていたのでしょう。利息や手数料、中間マージンなどのコストが高すぎて、小金持ちの場合はそれを上回る節税効果が無かっただけで。

暗号通貨と分散型金融(DeFi)の出現によってそのハードルは劇的に下がりました。暗号通貨を担保にDeFiでステーブルコインを借りるのは、たとえば不動産を担保に銀行から融資を受けることに比べれば、非常に簡単かつ低コストです。この手法は、今の日本のように暗号通貨の税制が狂っていて懲罰的に重い国では特に効果があります。

「良貨を手放さずに利確もせずに決済する」

私も現在のポートフォリオの多くを占める暗号通貨ETHを使う際に「利確」=法定通貨にスワップしたことは無いですし、今後も可能な限りしない予定です。

「どうせFiatは減価止まらない訳なので一生返す必要なくなるのかなと」

私もそんな気がしています。ジャイアンの有名なセリフ「いつ返さなかった!? 永久に借りておくだけだぞ」が実現する可能性は十分ありそうです。

「決済としてのBTC」

まあ無理でしょう。ドル借りて使うというユースケースを想定しているなら最初からETHを持っておく方が楽です。

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前回の続きです。 暗号資産の本質はトラストレスですね。 株のリスクヘッジというより、法定通貨のリスクヘッジでは。 — ミスターモナコイン@ミニ四駆 (@Mr_Monacoin) May 22, 2021 元ツイの「リスク」がボラティリティーの意味で使われていたのに対し、@Mr_M...
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