技術的に可能でも日本においてはあまり現実的に思えません。要は、皆さんは政府を一切信用していないということなのでしょうね。
— NYA ♡ (@NYA_53182477) July 24, 2025
私はクリプト業界の方が問題がありすぎてよっぽど信用していないのですが笑。…
この方は無意識に、通貨の選択は政府と民間企業のどちらを信用するかの二択問題だと思い込んでいるフシがあり、クリプト業界は信用できないから消去法で政府を信用する方がましなんだ、と言っているように聞こえます。
暗号通貨の発明によって、政府と企業のどちらも信用しないという第3の選択肢が生まれたことを知らないのかも、という疑念が。
岡部さんの模範解答。
クリプト業界でもクリプト業界を信用するという人は少ないと思います。
— 岡部典孝 JPYC代表取締役 (@noritaka_okabe) July 24, 2025
私も信用していません。
個人的には自分の暗号資産を他人に預けるという神経が分からないです。
無くなっても良い少額であれば銀行でも交換業でも預けて良いと思います。
クリプト「業界」とは暗号通貨を扱う民間企業群で、集権型の暗号通貨取引所(CEX)がその代表格です。証券会社等と同様に、CEXは必ずどこかの国に法人として登記されています。言い換えれば、必ずどこかの国の政府の支配下にあります。支配の強度はその国の規制次第ですが、特に規制でガチガチに縛られた日本のクリプト業界なんて、全く信用できません。実際に利用者からの被害報告も多数あがっています。
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平時でもこの有り様ですから、通貨危機という有事の際には日本のCEXは暗号通貨を出金させないでしょうね。(暴落した)円に戻せば出せるから資産凍結ではないとか言い訳する某取引所CEOの姿が目に浮かびます。
CEXは法定通貨から暗号通貨へのオンランプ、暗号通貨から法定通貨へのオフランプにおいては依然として重要な役割を担っています。しかし、手に入れた暗号通貨を保管、運用する手段としてCEXを使うことは、全く合理的な選択ではありません。無用な信用リスクを取ることなくそれができる別の手段があるからです。
保管するならnon-custodial ウォレット。例:Rabby wallet
他の暗号通貨に替えるならDEX(分散型取引所)。例:Uniswap
貸す・借りるなどの運用ならDeFi(分散型金融)。例:Compound
これらを利用する限り、誰かを信用して資産を預ける必要はありません。強いてリスクを挙げるなら、DEXやDeFiを動かしているスマートコントラクトのコードにバグがある可能性ですね。スマコンはオープンソースなので透明性が高く、既に5年以上無事故無停止で動き続けているUniswapやCompoundなどの古株はかなり安全だとは思いますが。仮にDeFiが事故ったとしてもすべて自己責任なのでそのつもりで。
因みに、CEXを経由しないでオンランプする方法もあるにはありますが、よほど普段からアンテナ張ってないと発見するのは困難な上に、まだ無名で道が細いので流動性が低いという問題があります。かといって抜け道の存在が有名になると金融庁の奴らが邪魔しに来るというジレンマがあるので、逃げ遅れた人は塞がれる前に頑張って見つけてください、としか言えないです。
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