1年に1度しか帰国しない半端な日本人から見ると、帰国のたびに不思議の国日本度が増している。とても美味しい食事や行き届いたサービスが、なぜこんなに安いのか。この価格破壊は短期滞在者以外の誰も幸福にしない。価値に見合う金銭的評価を得られれば、たぶん多くの人はもっと幸福になれるだろう。
— Midori Fujisawa (@midoriSW19) 2017年10月28日
先進国の中でも特に食事が不味くて高いことで有名なUK在住の方から見ると、日本の方が遥かにコスパが良いと感じるのでしょうね。
新興国も含む世界各国と比較すれば日本の物価はかなり高いほうなので、それに見合ったパフォーマンス(美味しくて行き届いている)が得られるのは当然じゃないかと思います。その点では「不思議の国」に住んでいるという認識はありません。不思議なのはむしろ英国の方です。北欧諸国ほどの重税福祉国家でもないはずなのに、どこをどう間違えるとそんなコスパ最悪の国になるのでしょうか。
参考ツイート。
日本の物価は安くないでしょう。少なくとも中華圏東南アジアと比べると、食費や光熱費が高いからどんなに質素な暮らしぶりでも生活費を抑えられないという感じ。
— 日本鬼子(非ハム式) (@nibunengforesee) April 15, 2016
しかも日本で比較的コスパがまともなのは外食チェーンなど一部に限られ、大多数のものは別段コスパが良いわけでもなく、交通費や宿泊費に至っては世界で最もコスパが悪い国の一つです。日本在住の私でも異常だとわかるぐらいですから、「なぜこんなに高いのか」と嘆いている短期滞在者も少なくないと思います。その答は、税やら規制やらのコストがてんこ盛りに上乗せされているからなんですけどね。
参考ツイート。
諸外国と比較して。日本の交通費が高い理由。運送コストが高い理由。タクシー料金が高い理由。①ガソリン税②高速道路の異常な価格③車そのものにかかる税金。それらの全ての源流に隠れているのが官僚天下り利権村の維持コスト。よく見れば、どれもこれも共産主義経済と何ら変わらない。つまり④公務員
— Avocado★最後の砦は「通信の自由」 (@Melt_In_Avocado) August 26, 2017
日本の国鉄さんの在来線で100kmちょっとを約二時間掛かって運賃約2000円。台湾で一番運賃単価の高い鉄道である高鐵は嘉義から高雄まで約100km30分で料金400元弱(日本円で1500円ほど)日本の公共交通は政府の年貢みたいにボッタクリだ。
— moto (@motonm) October 27, 2017
ヤミ民泊w
— CC (@_cc_bangkok) August 16, 2017
この嫌な表現の感じ。Airbnbもuberも全く受け入れようとしない(工夫すれば可能なのに)新しいモノをとことん拒んで今のままが良いっていうお堅い方々の怨念かい。時代遅。
ヤミ民泊運営者に追徴課税 情報収集、京都市も協力https://t.co/HrzToXUNLJ
インチキ解禁で規制強化。Airbnbで快適な部屋は、民家の家に泊めてもらうようなもんじゃなくて、最初からガチでAirbnb用に不動産開発してるガチビジネスやから。そこを巧妙に潰してる。> 民泊新法が成立=届け出制、全国で解禁 https://t.co/9y8ACLCsB4
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) June 9, 2017
ほんとヤバい。
— 遊民 (@yumin4) May 6, 2016
“ホテル側は既得権益を守るためにマスコミを操り、民泊に最悪なイメージを世間に植え付け、結果6泊7日以上という外国人のことも何も考えてないような条例を作る”
テレビで民泊の現状を伝えました。日本もかなりヤバいと思いますhttps://t.co/9BkxIuemxM
元ツイートの後半部分。
この価格破壊は短期滞在者以外の誰も幸福にしない。価値に見合う金銭的評価を得られれば、たぶん多くの人はもっと幸福になれるだろう。より高品質なモノやサービスがより安く買えることで、幸福になる消費者は間違いなく存在します。たまたま自分にとっては安すぎると感じただけのことが、なぜ「誰も幸福にしない」という結論へ繋がるのか、そのロジックが分かりません。
自分の感覚を基準に他者の幸不幸について勝手に推測し、それを社会問題化して政治でどうにかすべきみたいな流れにもっていくことだけはやめてもらいたいですね。世の中を不自由で高コストにする無用な規制の多くは、人々のそのような無意識の「善意」から生まれるのです。価格が安すぎて供給者は不幸だと思う人は、任意でチップを払うなり寄付するなりすればよいだけではないでしょうか。
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