2017年12月15日

ソニー銀行に口座開設してみて気付いたこと。Sony Bank WALLET は意外と使えるかも

今までメインバンクとして使ってきた住信SBIネット銀行の劣化が激しく、乗り換え候補としてソニー銀行に口座を開設してみました。口座維持手数料の類はありませんので、円口座だけでなく利用可能なすべての外貨口座を開設してあります。

キャッシュカードがSony Bank WALLET(以下SBWと略します)という名前のデビットカードを兼ねているのですが、これが意外に使えそうです。

まず国内ショッピングですが、平ステータスだと還元率は0.5%なのでP-oneカードには負けます(100円未満の小額決済に限ってSBWのほうが有利)。シルバー(総残高300万円以上)のステータスを維持すれば還元率は1%となり、P-oneカードよりやや有利になります。(P-oneカードは決済ごとに1%割引を計算して端数を切り捨てるため、月間総額から1%キャッシュバックするSBWが有利)

次に海外ショッピングですが、為替手数料はドルやユーロだと0.13%~0.14%程度(来年の3月末まではこれが無料になるキャンペーン中)で済み、クレジットカードの為替手数料よりも遥かに有利です。クレジットカードでキャッシングして現金払いする場合と比較しても、数日分の利息と繰り上げ返済の手間がかかることを考えるといい勝負になっていると思いますし、為替手数料無料キャンペーン中ならSBWの圧勝です。ただしソニー銀行が扱っていない通貨で決済すると1.76%もの事務処理経費が上乗せされる罠があるので、マイナー通貨で使う場合は注意が必要です。

最後に海外ATMでのキャッシングですが、これは上記の事務処理経費に加えて海外ATM利用料と現地ATM設置機関利用手数料が上乗せされるので、論外です。現金が必要なときは素直にクレジットカードでキャッシングして繰り上げ返済しましょう。

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