図書館で予約してから半年以上かかってやっと回ってきた人気本です。
著者名に見覚えがない場合、脱社畜ブログの中の人、と言えばピンと来る人もいるでしょう。
p.162-163
大切なのは、世間の評価基準ではなく自分の評価基準です。良い言葉ですね。全面的に共感します。
(中略)
あなたの人生を生きるのは、あなた以外に誰もいません。
だから、あなたにとっての幸せは、あなた自身が主観で考えればいいのです。
(中略)
あなたに価値観を押し付けてくる会社も、上司も、同僚も、しょせんは他人にすぎません。
他人の人生を生きるのは、人生最大の浪費です。
もっと自分の価値観に正直に、自分のために生きましょう。
会社員やってる間は気付きにくいことですが、会社関係で出会う人たちってほとんどみんな似たような労働観、人生観で固まってますからね。自分にとって何が幸せかを真剣に考えず、ただ空気を読んで周りに合わせるだけの生き方をしていると、いつの間にか自分も「世間の評価基準」に基いて動く人になってしまいます。
p.164 おわりに
ここまで読んで、はい、全部当たり前のことだと思いました。そういう意味では、半年も待った割には読み応えのない本でした。当たり前すぎる内容だと、ブログに引用してもコメントが「そうですね」的な同意以外に書くことがないので困ります。
「なんだ、全部あたりまえのことじゃないか」
と思った人もいるかもしれません。
その人の認識は、完全に正しいです。
この本の目的は、1人でも多くの人に会社独自のいわゆる「社畜」的な価値観から脱却してもらい、「あたりまえ」のことを「あたりまえ」だと認識してもらうことにありました。そうですね。
脱社畜ブログの読者であれば内容が被っているので、あえて本書を読む意味はないでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿