人気本の割には半年も待たずに回ってきました。ラッキー。
p.011
じゃあ、生きるにおいて本当に大事なことは何かというと、「一人で孤立せずに社会や他人との繋がりを持ち続けること」と「自分が何を好きか、何をしているときに一番充実や幸せを感じられるかをちゃんと把握すること」の二つだと僕は思う。後者は確かにその通りで、それがわかっていないうちは何も始まりません。最優先事項と思います。
ただ、前者については人によるとしか言えないでしょう。少なくとも私にとっては全く大事なことではありません。(関連記事:早期リタイアと孤独)
後者の条件さえ満たしていれば、前者の条件が自分に必要かどうかも既にわかっているはずです。
僕の場合の好きなものは、インターネットだった。同じく。厳密には、インターネットそのものが好きと言うよりは、インターネットを使ってできるあんな事やこんな事が好きなわけですが。
もしインターネットが存在しない世界に生きていたら、今でもまだ好きなものが見つからないまま漫然と会社員を続けていたかもしれません。なので、インターネットが無かった時代を何十年も生きてきた旧世代の人たちに早期リタイアという発想が出てこないとしても不思議ではありません。
p.018
でも成長するにつれていろんな本を読んだりしていくと、「今の世の中のメインになっている価値観は絶対的なものじゃなくて、それはここ何十年かで出てきた一時的なものに過ぎない」「世界にはもっといろんな価値観や生き方がある」ということを知ることができて、そうすると「会社や学校に違和感を持つ自分の生き方もまあありなんじゃないか」という風に、自分の生き方にある程度自信を持てるようになった。同感です。
本にしてもネットにしても、自分から読みたいものを選択して読むPull型のメディアであることがポイントです。義務教育やテレビのように勝手に情報を選別して送りつけてくるPush型のメディアと決別すると、視野が一気に広がります。
(つづく)
0 件のコメント:
コメントを投稿