平均で下回らなければ…ツアー発注額下限を誤認 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE):
バス運行会社「イーエスピー」が国の定める最低基準額を下回る運賃で受注していた問題で、(中略)これにはびっくりです。
道路運送法は1回の運行でも下限額未満となることを禁じており、(中略)
国土交通省によると、バス運行会社に支払われる下限額は約26万4000円だったが、イー社は約19万円で受注していた。
もちろん、このニュースで驚くべきポイントは取引価格が19万円だったことではありませんよ。
民間企業同士の取引価格の下限を国が法律で定めているという事に驚きを隠せません。いったいこの国の政府はどこまで経済に介入すれば気が済むのでしょうか。
読売新聞も、政府が勝手に決めた価格の方がおかしいのではないかという疑いを挟む姿勢は微塵もなく、民間企業同士の自由意思で決まった価格の方が「問題」って、大本営発表そのまんまじゃないですか。最後の仕上げにこんな観光庁のコメントまで垂れ流してくれて、どこまで御用メディアなんだか…。
観光庁によると、旅行会社がバス運行会社に値引きを強制するなど同法に違反する運賃を設定した場合、国交省から通報を受けた都道府県などが旅行業法に基づき、旅行会社を行政処分することになる。あのですね、民間企業同士の取引で「値引きを強制」って、いったいどうやって? 相手方の合意なしに一方的に価格を押し付けられるわけないでしょう。
意味不明な法律で価格を「強制」しているのはあんたらの方でしょうが。(怒)
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