2018年5月15日

『海外暮らし最強ナビ アジア編』 室橋 裕和 (編), 海外移住情報研究会 (編)



自己防衛おじさんが言い放った「日本脱出だよね~」に触発されて、最近はツイッターやフィードリーダーから海外生活情報を収集するアンテナの感度を上げています。

たまには本でも読んでみるかと思って借りてみたものの、本書はどちらかというと海外就職することを前提に書かれているようで、コレジャナイ感がありました。リタイア組としては労働許可とか就職事情とか全く興味がないもので…。おそらく、外こもりやノマドワークを目的に海外を目指す人たちも、同様の感想を持つのではないかと思います。

これだけで終わるのもなんですから、一箇所だけおかしなところを指摘しておきます。

p.026
必ずつくりたい国際キャッシュカード
(前略)
そこで、こうした国際キャッシュカードを駆使していく。使用料はいちいちかかるが、安心感は大きいといえる。
国際カードはいまや都市銀行やネット銀行のほか、さまざまな会社が発行している。競争が激しくサービス合戦になっているので、どれが自分に合っているのか調べてみよう。

クレジットカードも必須
クレカは、いざというときにキャッシングに使えるし、(中略)ショッピングに使える。
国際キャッシュカードをメインに使い、クレカのキャッシングは「いざというとき」に使うもの、という優先順位で説明していますが、逆です。両者のコストには大きな差があり(ざっと10倍~20倍)、国際キャッシュカードを使えば使うほど損をすることになります。国際キャッシュカードが「競争が激しくサービス合戦になっている」というのも事実とは異なり、手数料は高止まりしているのが現実です。

クレジットカードの海外キャッシング枠が十分にあるなら、国際キャッシュカードを持つ必要さえないと思われます。クレジットカードを2枚持っておけば十分でしょう。

アフィリエイト目的のブログなど、いまだに国際キャッシュカードを熱心に推奨するものがグーグル検索で上位に出てきたりしますが、うっかり信じてしまうとカモにされるので気をつけましょう。

参考記事:
海外ATMの外貨引出しで一番お得なカードはどれ?海外在住経験7年の管理人のむてつが、両替手数料や手間などを徹底比較。
www.card-user.net

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