暗号通貨は遊びだけじゃなくて仕事の研究論文のテーマの1つ。既に発表されてる研究によると、
— レントン (@markrentboy_) May 22, 2021
①暗号通貨は株のリスクヘッジにはならない。むしろリスク増。
②リスク管理の観点からは金が最も優れてる。
③テザーを暗号通貨のポートフォリオに入れるとボラ減少。
⇒やっぱり株×金が相性いい。
この文脈での「リスク」は価格変動リスク(ボラティリティー)のことを指していると思われます。
①ボラティリティーは明らかに、株式<暗号通貨です。そういう意味で「株のリスクヘッジにはならない」は基本的に正しくて、株式から暗号通貨へ乗り換えると「リスク増」になるのも、昨年から現在にかけて私が身をもって体験中の事象です。
②でゴールドを「リスク管理の観点から」最優秀としているのは不可解です。ゴールドのボラって決して低くはないように見えますよ…(下のチャート参照)。株+ゴールドで構成されるPFだとコロナショックで激しく暴落したはずです。ボラを低く抑える目的なら国債や法定通貨の右に出る者はいません。
③テザーは法定通貨にペッグするステーブルコインで、暗号通貨の一種です。その名の通り、多く持てば持つほどPFが安定する効果があります。したがって、暗号通貨も「種類によっては株のリスクヘッジになる」と言えます。
今やPFのボラを下げる手段が他にも沢山ある中で、あえてゴールドを選ぶメリットが私にはわかりません。
では、ステーブルコイン以外だとPFのボラが上がってしまうのに、あえて暗号通貨を持つ意味はどこにあるのか?
→ボラティリティーではない別の「リスク」をヘッジすることにあります。
(つづく)
参考ツイート:
83000kgの“偽ゴールド“が押収。
— cryptophile ₿ (@cryptophile_btc) June 30, 2020
これがゴールドの弱点の一つです。
シロートには本物と偽物の見分けがつかない。
プロでも莫大なコストがかかる。
ビットコインならインターネットさえあればで誰でも瞬時にVerify(確認)可能。
Slowly but surely.#bitcoin https://t.co/nF8rvLeMkG
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