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404 Blog Not Found:#空気本_ - 紹介 - 「空気を読むな、本を読め。」
ああ、恥ずかしい。わかります(笑)。でもこのTシャツは欲しいですね。
全裸より恥ずかしい。
以前読んだ
404 Blog Not Found で有名な小飼弾氏の本です。 切れ味鋭いブログ記事と比べて、かなりマイルドな印象です。その点がやや物足りない気もしますが、彼のブログを面白いと思える人なら読んでみて損はないでしょう。 共著者のITジャーナリスト山路達也氏のことは存じませんでし...
御本人の紹介記事はこちら 404 Blog Not Found:紹介 - 「決弾 」、3月23日発売です 私の感想は、前著の 『弾言』 と比較すると、共感する部分が少なく物足りない印象の本でした。 共感した部分。 最適な決断は、感情がニュートラルな状態、平静な気持ちの時に初めて行...
ノンフィクションを読むというのは、自分の知らない事柄を拾っていく作業です。だから、「これは知っている」という箇所は読み飛ばせるわけです。と書いてある通り、同じ一冊の本でも読者が持っている知識の量によって内容の濃さが違ってくるということです。本書を含めた3冊のうち、私の中では最初に読んだ『弾言』が一番良かった気がするのは、おそらく知らない事柄を最も多く拾ったからなんでしょう。
はっきり言います。空気なんか読んでいたら確実にバカになります。この歯切れの良さが小飼さんらしくて好きですね~。
ルールや規範から解き放ち、自由な発想をもたらしてくれるのがホンモノの読書。賛同します。「勝ち組」という表現は好きじゃないですけど。
(中略)
マスコミが喧伝するような価値観なんて、いとも簡単に崩れてしまう。世間様や会社や学校の常識など、朝令暮改は当たり前です。
そのときあわてず自分で考え、行動していく人が生き残っていきます。「他人の尺度でなく、自分の尺度で生きる」人が、本当の勝ち組なんです。
「仕事」と「遊び」の違いとは、仕事は「~しなければならない」ことだけど、遊びは「~できればいい」という感覚のもの。仕事は「~しなければならない」ことなので、続けるのがつまらなくなってしまう。モノによっては遊んでいたほうが、良い結果が出せる場合だってあるのです。わかりますねー。私も学生時代に面白いと思っていたことを仕事に選んだつもりでしたが、それが「義務」になったとたんにつまらないものに変わるという経験をしました。それで仕事というのは基本的につまらないものだという割り切った考えに至った次第です。
学生時代にはあまり興味がなかった読書も、「遊び」でやるとなるとこんなに楽しいのですから不思議なものです。
テレビにしろ新聞にしろ「プッシュ型」のメディアの情報、つまり相手が一方的に押し付けてくる情報はすべて捨ててしまいましょう。自分から必要な情報を取りにいくのが大事なのです。これは『弾言』にも書いてありました。何度も反復して書くのはそれだけ重要だからでしょう。それなのに実践している人はまだ少ない気がします。
たいてい日本の大企業の創立者なり社長なりは、自伝などの本を書きます。そして、それは従業員を洗脳する道具として使われる。ということで社長本には気をつけましょう。
私もいろいろな創立者の著作を読みましたし、得るものもありましたが、鵜呑みにしてよいものは1冊もありませんでした。自分の頭で考えられない人にとって、本はむしろ毒なのかもしれない。それをいちばん実感しやすいのが、社長本かもしれません。
と言いつつ、私にも自社の社長本を読んでいた時代がありました。つまらなかったせいか、内容はおろか読みきったかどうかさえ既に記憶にないのは、むしろ健全な証拠でしょうか。
提案したいのが、自分の意見と真っ向から対立する本を読むこと。
(中略)
つまり、自分の意見と対立する本を読むことは、自分の意見を強化する手だてになる。もし、その意見を受け入れられないと思ったら、なぜ自分は受け入れられないのかを自分に対して説明しなければいけないから、思考力も鍛えられる。
ノンフィクションはケチをつけながら読むといい。論理力を鍛えられるし、「自分を読む」ことにもつながります。なるほど。
私もブログという読書ノートを書くようになってから、ツッコミを入れながら、あるいはどう反論するか考えながら読む、ということを無意識にやるようになった気がします。
本ほど値段と内容の相関係数が弱いものはない。純粋に安い本のほうが読む側にとってはありがたいに決まっています。同感です。
勝間和代氏の本に「良い本は高い」みたいなことが書かれていた記憶がありますけど、そんな相関関係はないのです。もちろん安い方が良いということでもなく、ほぼ無相関と考えておけば良いでしょう。
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