2011年7月17日

『そこまで言うか!』 勝間 和代 (著), 堀江 貴文 (著), 西村 博之 (著)



何がきっかけで借りたのかも覚えてないのですが、読んでみたら意外に面白い本でした。
特にひろゆき氏の考え方に共感するところが多くありました。

西村 お金を使うの、ダメなんですよ。嫌いなんですよ。
堀江 なんで?
西村 使った分、稼がないといけないから。缶ジュースも金持ちが飲むものだと思っているから、買わないんです。
まあ、たしかに自販機の缶ジュースは高いので私もめったに飲みませんけどね。
庶民から見れば、ひろゆき氏は金持ちの方に属するんじゃないかと思うのですが、いつまでもこのような金銭感覚を維持しているのがユニークです。いまだにワンルームに住んでいるそうですし。

勝間 無収入生存年数というものがありまして、今と同じ生活を、収入がパタッと途絶えたときに何年間できるのかを計算すると……。
堀江 何年間、生活できるんですか?
勝間 今はまだ20年ぐらいかな……。
あら、これは意外…。あれだけ多くの本を売りまくって印税稼いでも、まだリタイア可能な資産を持っていないなんて。もしかして、稼ぎが増えたときに調子に乗って生活レベルを上げすぎたんじゃないでしょうか。

堀江氏がローンで1200万円のフェラーリを買ったという話にも、
西村 借金してものを買うって、ぜいたくだと思いますけどね。金利だけで年間36万円とか損するわけじゃないですか。
という感想を述べています。これが真っ当な感覚だよなあと。
堀江氏や勝間氏の金銭感覚は、良い意味でも悪い意味でも一般庶民とズレているような気がしました。

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