2015年1月20日

『臆病者のための億万長者入門』 橘 玲(著) その3



(業務連絡)Y Mさんコメントの承認が遅れました。申し訳ありません。コメントの通知がメールで来る設定にしているのですが、たまに迷惑メールフォルダに入ることがあるようです。グーグルも筆の誤り。今後も承認が遅れることがあるかもしれませんが、どうか気長にお待ちいただければと思います。

p.97
どの株が上がってどの株が下落するかわからないなら、合理的な投資家には次のふたつの選択肢しかない。
①なにもしない
②銘柄選択をやめて株式市場をまるごと購入する
①の選択は全資産を円預金で持つ、すなわち卵を一つの籠に盛ることになるので、本当にそれが合理的なのかどうかは疑問が残ります。
この選択は、どちらが正しいということはない。
と書いてあるものの、自らのリスク許容度に応じて資産の一部または全部を②で運用することが合理的な選択になると思います。

p.117
①株式市場は複雑系のスモールワールドで、誰も未来を知ることはできない。とりわけ、大暴落のような出来事は事前に予測できない。
②米国市場の株価は1980年からの20年で10倍以上になったが、このような「黄金時代」は(おそらく)終わってしまった。
③個人投資家は株式市場の中でもっともリスク耐性が低い。すなわち、“臆病者”であるべきだ。

この3つを前提とするならば、個人投資家にとってもっとも合理的な投資法がひとつだけ存在することがわかる。それは、「暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で分散投資すること」だ。
前提3つはまあいいとして、結論は間違っていると思います。

おそらく、
リスク耐性が低いから大暴落には耐えられない → 大暴落のダメージを避けるにはどうすべきか?
この思考経路で「暴落を待って」という発想が出てきたと想像しますが、暴落を待っている間に株価がどんどん上がってしまったらどうするのでしょうね。待つことが裏目に出る可能性も十分に考えられます。

ドルコスト平均法の利点は、株価が暴落しても暴騰しても淡々と一定金額を買い続けることで時間分散効果が見込めることなのに、買いのタイミングを見計らう行為によってその利点を殺してどうするのかなと。

(つづく)

1 件のコメント:

  1. 私の貧弱な国語力では、「暴落を~分散投資」の
    件では暴落するまではドルコスト平均法で投資し、
    暴落した際は追加投入という理解をしていましたが、
    よく読むと暴落するまで何もするなと読めますね。

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