2016年3月14日

「保育園落ちた日本死ね!!!」に思うこと その3

元記事が投稿された翌日には、ネット感度の高いブロガー議員おときた駿氏がいち早くこんな反応を示しました。
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員議員(北区選出)です。不穏当なタイトルですが、今日はこんな匿名ダイアリーがものすごい勢いでネット上で共有されていました。保育園落ちた日本死ね!!!http://anond.hatelabo.jp/2...
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供給側への補助金が市場を歪める仕組みは正しく理解されているようで大いに結構なのですが、
もちろん民間参入による保育所の新設は必要ですし、そのためには
保育士不足の改善=保育士の待遇改善に十分な投資をしていかなければなりません。
これはいただけません。行政が民間企業の待遇をどうにかするという発想を捨ててください。公金を使って特定の職業だけを支援するなどもってのほかです。

行政が市場への介入をやめれば、保育サービスの価格は売り手と買い手の合意によってのみ形成されます。供給不足ならば自然に価格が上がり、保育士の待遇も改善されます。人々が単純に自己の利益のみを考えて行動するだけで、労働力も含めたあらゆる資源の配分が自動的に最適化されます。市場って本当に素晴らしい。
そういうことです。誰に刷り込まれたのか知りませんが「弱肉強食」とか「生き馬の目を抜く」みたいな架空のイメージで市場原理を嫌っていると、結局自分が損するだけですよ。

そもそも全体的に子育て世帯・子どもたちに対する投資額が、
わが国は先進国にあるまじき低さであることが諸悪の根源です。
違います。
諸悪の根源は行政の市場介入と、受益者負担の原則を忘れた国民自身です。

子育てって、一体いつから行政(つまり他人)の支援がないとできない事になってしまったのでしょうか。公的福祉なんて全くなかった時代の方が逆に、多くの人が普通に子育てしていたという矛盾はどう説明しますか?

子育て世代の生活が苦しいのは支援が薄いから? 本当に?
逆じゃないですかね。国民のクレクレ大合唱によって公的福祉が際限なく膨張しているからこそ、それを負担する国民自身がどんどん貧しくなっているのでは。

すらたろうさんのツイートにあるように、財政支出の半分は国債発行によって将来世代へ先送りしてるわけで、現状の負担で苦しいなんて言ってるようでは本当の請求書見たら卒倒しますよ。まずは国民一人ひとりが本当のコストを知り、「自分への支出は無駄じゃない」などという都合の良い幻想から抜け出さないことには、話になりませんね。


公営福祉の切り捨ては大賛成なんですが、切り捨ての対象が「老人」福祉に限定される理由が不明です。

子育て支援だけはもれなくバウチャーや現金を配って継続したり拡充すると言うのなら、今度は逆に子供を持つインセンティブを与えることになります。子供を持つか持たないかの選択は完全に個人の自由の領域に属するので、政治がズカズカと立ち入るべきではありません。特定の生き方へ国民を誘導する政策はすべて禁止しましょう。



同意。
子育て支援を訴える人の多くは残念ながら、老人優遇政策を推進してきた人たちと同じ穴のムジナなので注意しましょう。

関連記事:
東京都議会議員おときた氏の公式サイトにこんな記事がありました。 【メモ】3人目以降の保育無料←1人目から無料にした方がいいんじゃ… | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト : 保育士不足の解消策といい、どうにも政府がいま打ってくる手は すべて的はずれなもののように思えてなりま...
yumin4.blogspot.jp

おときた駿氏のブログも一時は希望の光が見えたのですが、最近はまるでダメですね。政治家という職業上ある程度の利益誘導で支持を取り付けないと生き残れない事情があるとは言え、シルバー世代との世代間クレクレ勝負に持ち込んでも勝ち目は薄いと思うのですが…。関連ツイート:

おときた氏には是非、
こんばんは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。私が情報発信する政策は児童養護や障がい者、子育て支援などの福祉政策関連のボリュームが比較的多いため、「せっかく民間・ビジネスマン出身なんだから、経済政策も語ってくださいよ」「産業振...
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「結局、政府や行政は『何もしない』のが一番なんだよね」
経済政策だけでなく福祉政策においてもこの原則を貫いてもらいたいですね。

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