皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は5年後の完全リタイアを検討している50代の会社員男性。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんが担当します。
私の独自基準であるACRを計算してみたところ、ACR=77と出ました。
つまり相談当時の
万が一、公的年金が受給できなかったとしても、65歳から90歳までの生活費は5000万円程度。少なくとも、手元にまだ1億1900万円残ることになります。こんなにお金が余ってしまうことも勿論もったいないのですが、それ以上にもったいないのは時間ですね。即実行可能なリタイアをズルズルと先延ばしにして、5年や10年という多大な時間を失うことに何の喪失感もないのだろうかと、不思議で仕方がありません。
ご相談者は「かなりの心配性」とのことですが、資金的にこれだけ余裕があれば、早期リタイアを2020年からさらに前倒ししても、大丈夫です。極めて正しいアドバイスだと思います。FPと言えば老後の経済的リスクばかり煽る人が大人気で目立っている印象ですが、こんなまともな人もいると知って少し安心しました。
投資スタンスについては、偏りを心配されていますが、私も同意見です。国内株式に90%投資しています。私も同意見なのですが、このFPさんは株式から債券への分散を推奨しているだけなので、私からは国内だけでなく世界中の株式に分散することも付け加えておきます。
訂正:相談当時の年齢が50歳でした。55歳リタイアとかいくらなんでも遅すぎるだろうと、勝手に脳内補正してしまった(^_^;)
数字を訂正しておきます。
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