最近は自分自身の誕生日を迎えたときにも感じることなんですが、この1年の間に突然死したりすることもなく、毎日を健康に、平穏に過ごせたことを嬉しく思います。もう死ぬ確率が少しずつ確実に上昇していくお年頃なので、今こうして生きている幸運に感謝です。
生死の話で思い出したのは、プライアさんのブログ記事。
お金はあの世までは持って行けないという話があります。だから生きてる間に使ってしまわないと損だよ的な意味で使われますが、その考え方には全く賛同してないですね。
そういう考え方なので、結果的に手元に大量に残ったとしても喜んで死んで行けることでしょう。
なるほど。そこに至るまでの思考経路は私と違いますが、結論は私も同じかもしれません。「喜んで」とまではいかなくても、「気にせずに」死んで逝けるような気がしています。昔からそう考えていたのではなく、最近激増した資産残高を見てしまったら精神衛生上そういう結論にならざるを得ない、と言うべきでしょうか。
私に残された人生の時間は高々40年程度なのに対し、昨年末の集計時点で70年分の資産がありました。資産過多な傾向に拍車がかかっています。初めて2020年末の資産残高推移グラフを見たときに感じたのは喜びよりも、「ど、どうしよう。こりゃとても使い切れない」という不安な気持ちでした。
その不安の原因は、「死ぬまでに資産はできるだけ使い切るべし」という縛りであることにやっと気付けました。べつにそんな縛りプレイで人生の自由度を減らす必要ないんじゃね?と考えるだけで、気持ちが軽くなりました。
多額の遺産を誰にどうやって遺贈したらいいのか?みたいな心配事も、やがて技術が解決してくれるでしょう。死後に自動執行される遺贈スマコンを是非使ってみたいですね。最低限その時代までは生きていたいものです。
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