2021年12月31日

2021年末の資産残高推移

年に一度の資産残高集計を済ませました。

前年比プラス181%(USDベース)となり、過去最高値を大幅に更新しました。

昨年にも増して、とんでもないグラフの傾きになりました。この2年でほぼ6倍増ですからグラフのスケールがすっかり変わってしまい、あのリーマンショックの暴落(2007~2008)でさえ、さざ波にしか見えなくなりました。

この驚異的なハイリターンをもたらしたものは何かと言うと、昨年からマイポートフォリオの主役に昇格したETHという暗号通貨です。単純にウォレットで1年寝かせているだけでもプラス414%の名目リターンを生み出したことになります。しかもCP(カウンターパーティー)リスク無しに。

昨年同様、今年もETHホルダーにとってボーナスステージでした。もしかするとバブルかもしれず、たとえば1年後に半額、いや1/4になっていたとしてもべつに驚きません。けれど、株式にせよ暗号通貨にせよ、現在の価格が割高か割安かは未来にならないとわからないものです。気にするだけ無駄だと思います。

相変わらずETHのボラティリティーは異常に高いようですが、私のように鈍感な投資家にとっては些細な欠点に見えます。毎日株価をチェックして一喜一憂するタイプの投資家だったら、コロナショックや今年5月の急落を見てメンタルやられていたと思います。

かつてのマイPFの主役、全世界株式インデックスETF(VT)もしっかりプラス16.35%のリターンを生んでいます。それでも相対的にパフォーマンスが低かった株式の、PFに占める割合はさらに低下しました。今後ますます株式を売らずに温存する必要がありそうです。

年間支出の方も順調に増えて、ほぼ倍になりました。最初は戸惑いつつも、分相応なレベルまで財布の紐を緩めることに成功した1年でした。自分史上最高の年間支出でも年齢+ACRは155歳。こちらも最高値更新ですが、勿論そんな年齢まで長生きする予定はありません。

ここまで資産が増えてしまうと、年間支出を正確に把握してACRを計算する意義が見いだせなくなります。それを計算してみたところで、どうせ私の平均余命を遥かに超えることが分かりきっているので。

とりあえず明日から、家計簿をつけるのをやめてみようと思います。今後資産残高が激減して再び警戒水域に近付くような事があれば、そのときにまた考えます。

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