こんなのあったら面白いのにな~と思っていたサービスが、早くも登場しました。つい先日の記事で取り上げた「JPYC買取所」さんが販売も始めたようです。
【JPYCバーゲンセール!!!】https://t.co/y8jCgFNigZ
— JPYC特売所(円→JPYC) / 非公式 (@JPYC_unofficial) December 17, 2021
「JPYC特売所」でJPYCがおトクにGET出来ます!!
実証実験としてスタートします。
・1JPYC = 0.97円(変動あり)
・3万円から購入可能(上限額あり)
・KYC不要で即日交換
・18:00開場#JPYC特売所 #JPYC pic.twitter.com/heq0kl6cld
公式より安いレートで買えるのは大きな魅力です。初日はたった5分で締め切られたようで、こちらも相当な需要がありそうです。
暗号通貨経済圏へのオンランプ手段としてだけでなく、普通に法定通貨経済圏で買い物したいだけの場合でも、JPY→JPYC→Vプリカ→なんちゃらPayみたいなルートを通せば3%安くなるわけで、手間さえ厭わなければ結構な節約手段にもなると思います。
なぜ安売りできるのかというと、このレートよりさらに安くJPYCを売ってくれる(安くてもいいからJPYCを現金化したい)人たちがいるからですね。買取所で0.93で仕入れたJPYCなら、特売所で0.97で売っても十分な利益が出るという訳です。
このレートで取引が成立するのなら、JPYCの市場価値は1円未満(0.95円ぐらい)という事になります。これは、DEXにおけるUSDC/JPYCのレートが、ほとんど常にUSD/JPYから5%程度乖離している現象と整合しています。
USDCはUSDにペッグすることに成功しているけれども、残念ながらJPYCはJPYにペッグすることに成功しているとは言い難いです。そもそも日本の厳しい暗号資産規制を掻い潜るような方法で発行されているので、USDCとは違って発行主体が等価で買い戻すこともできません。法定通貨よりも使い道が限られている分だけ、市場価格が割り引かれるのは当然と考えます。
私は既にJPYをほとんど持っていないので特売所を使う機会は無さそうですが、レート次第では買取所の方を使う機会は出てくると思っています。両替所ビジネスが健全に発展して、買取と販売のスプレッドがもっと狭くなることを期待します。
参考ツイート:
カーディーラーの湘南マツダで、Vプリカを登録したPayPayで支払いができました。
— クリプトおやじ | 𝕔𝕣𝕪𝕡𝕥𝕠𝕟𝕖𝕧𝕖𝕣𝕕𝕚𝕖.𝕖𝕥𝕙 (@CoHForever) August 9, 2021
これで、次の車検代は $JPYC で支払えるぞ! っていうか、車も買えるかもw
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