2013年8月10日

K-RON! 早期リタイアーのゆるゆる投資日記

節制系リタイアリンク集に追加~タイでゆるゆる~ - 一日不作一日不食
で紹介されていた、早期リタイア実践組ブログです。

K-RON! 早期リタイアーのゆるゆる投資日記

まだまだ全部は読みきれていませんが、更新頻度が高いので最新記事を追っているだけで面白いですし、→のツイッターで頻繁にブックマークしているように、とても共感できる内容が多いです。これほど「打てば響く」感覚になるブログには今まで出会ったことがありません。

それもそのはず、
K-RON! 早期リタイアーのゆるゆる投資日記 はじめに
2011年末に約10数年勤務した会社を退職し、早期リタイア生活に入った。早期リタイアを考えてから5年後に下した決断だった。使い切れないほどの莫大な金融資産があるわけでもなく、少し気が緩んで無駄遣いしてしまえば、あっという間になくなってしまうような「うまくやりくりすれば普通に暮らせる」レベルの金額からのスタートだった。
管理人のKotaroさんは私ととても良く似た年齢、状況でリタイアを決断、実行されたようです。
まあ私の場合は、リタイア当初は資産にそこそこ余裕があったんですけどね。そこは微妙に違いますが、2008年の暴落で資産を減らしたあとは同じようなものだと思います。

先ほどKotaroさんから当ブログにコメントを頂きました。ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。

2013年8月3日

『40歳からのリアル』 人生戦略会議 (著)



人生戦略会議さんの著書を読んだのは、『35歳からのお金のリアル』以来2冊目です。
前作同様、ブログネタ的には美味しい内容を含んではいるものの、共感できるところはほとんどありません。正直、読んでいてつまらなくなったので途中からは斜め読みでした。

たとえば序盤の40歳定年制の話のところでは、
40歳でいったん定年退職してリスタートし、60歳で2度目の定年退職をして75歳まで働けば、人生を3度、楽しめることになるわけです。
などということが、さらりと書かれています。
そんな死ぬ直前の年齢まで働くことや、働きながら死んでいくことが人生の楽しみであり、それが可能であれば誰もがそうするものだという暗黙の前提に立っているように思われます。この時点でもう違和感ありまくりです。

「いままで通りの暮らし方」を変えよう
では、どうすれば中流崩壊の社会を生き抜くことができるのでしょうか。
(中略)
「ウチは中流なんだ」という意識が、家を買い、車を買い、子どもを名門校に進学させて、悠々自適な老後を送るという人生計画につながるからです。
(中略)
個人がいまやるべきことは、環境に文句を言うことでもまわりに期待することでもなく、変化に柔軟に対応できるように暮らし方を変えることだけです。
悪くないポイントを突いていると思います。
生き残るためにどのくらい変われるか。
それがいま40歳のみなさんに問われているのです。
でも、ここで指摘されているような暮らし方を変えるには、40代になってからでは遅すぎるでしょう。その意味で本書は、中流意識を捨て切れなかった現在の40代を反面教師にして、現在の20代30代が生き方を考えるための本じゃないでしょうか。

たしかに、現状を見れば年金だけでは暮らしていくことは非常に困難です。データで見ても、60歳以上で無職の夫婦世帯では、22万円弱の収入に対して、27万円の支出があり、毎月5万円の赤字が出ています。この数字をベースに65歳から80歳まで15年間生活していくと想定すると、赤字額は約1000万円になります。
こういう話は老後不安を煽る商売の人たちが流布しているので見聞きすることが多いと思いますが、以前からなんとも言えない違和感がありました。
考えるまでもなく、仕事をリタイアしたあとの収支が赤字になるのはむしろ当たり前じゃないですか?
関連記事:
前回の記事 とよく似たことが書かれている記事がありました。 誠 Biz.ID:結果を出して定時に帰る時短仕事術:人生の前半では時間を売り、後半では時間を買う : 年を重ねてアルバイトをやったり、就職して会社に入ると、少しずつ自分が管理できるお金が増えていきます。結婚や家を買う、子...
yumin4.blogspot.jp


死ぬ直前まで収支が黒字あるいはプラマイゼロだったら、積み上げた資産がそのまま残ってしまいます。貯めたものは少しずつ使っていくという至極当然の消費行動をとっているだけで、むしろ毎月の赤字額が大きい世帯ほど資産の余裕が大きいと見るべきでしょう。実際、私の親やその兄弟たちの世代を見ていると、お金の心配よりも人生の残り時間の心配をしたほうがいい人が多く、彼らの収支は毎月かなりの赤字になっていると思われます。

つまりこのデータからわかるのは、現在の年金世代の人たちは平均毎月5万円ずつ取崩せるだけの余裕資産を持っている、という話にすぎないのであって、「年金だけで暮らしていくことは非常に困難」などという結論を導く根拠にはなりません。ましてや、このような数字を根拠に「65歳の時点で必要な貯蓄額は1000万円」と言う人がいたら信用しないほうがいいでしょう。

2013年7月5日

Google ReaderからFeedlyへ

Google Readerのサービスが7月1日をもって廃止されました。

使い慣れたサービスだったのでギリギリまで使い続けてましたが、廃止直前にFeedlyへの移行を済ませました。2クリックであっけなく完了。
さようならGoogle Reader。今までありがとう!

Feedlyの使い勝手は今のところ悪くなさそうです。基本、Google Readerによく似た作りになっています。ただ、UIが英語なので最初は戸惑う人もいるかもしれません。

とりあえず気付いた相違点をメモ。
・既読の記事は非表示になるのがデフォルト。既読の記事も表示するには、設定メニューから「Unread Only」のチェックを外す。
・Google Readerのスターに相当するマークは、「Saved For Later」。過去に付けたスターも、すべて正しくインポートされているようです。

2013年7月1日

未来の働き方アンケート - Chikirinの日記

面白そうなアンケートだなと思って私も回答したのですが、こんな結果が出たようです。

リタイア組としてはやっぱりここに注目してしまいます。
未来の働き方アンケート (001) 結果サマリー 2/2 - Chikirinの日記
あと、補足で計算してみましたが、
・40代以上で、

・10年以上フルタイムで働いた経験があり、

・今はフルタイムでなく、もうフルタイムには戻らないという

・世帯主

つまり、すでに第二の人生を始めたと思われる人は、270人いました。これは同世代の人の 4.7%にあたります。

ちきりんブログの読者に限って言えば、21人にひとりは、すでにそういう生活に入っているんですね。感慨深いです。
その270人のうちのひとりとしては、このうち何人が40代なのかが気になります。

未来の働き方アンケート (001) 結果サマリー 1/2 - Chikirinの日記によると、40代の回答者数は
7011*23.8%=1669人らしいので、そのうちの4.7%なら78人?
あれ? じゃあ50代以上が192人? なわけないので計算が合わないですね。

全回答者7011人の31%にあたる2173人が40代以上なのだから、270人はそのうちの12.4%にあたるのではないかと。

2013年6月14日

『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』 四角大輔 (著)



20代の若者向けのタイトルですが、40代の私にも十分共感できる内容でした。

人生はルールのない旅。
安心感が欲しくて、あえて重い荷物を持つのか。
自由を感じたくて、荷物を減らしていくのか。
人によって楽しみ方はそれぞれだと思う。
僕は減らす方を選んだ。それも長い時間をかけて。
旅好きな人ならよくわかると思いますが、旅と人生は本当によく似ています。

旅に出るとき、旅の道中や旅先で困らないようにと色んな物を準備すればするほど、荷物がどんどん多く、重くなっていきます。単純な話、荷物が重いと移動が大変です。

旅も人生も、不便や不安が多少増えたとしても、できるだけ身軽な方がいいと私も思います。

ぼくが今自分にとって
心から満足のいくライフスタイルを送ることができているのは、
とにかくモノをストイックに捨て、
身の回りを徹底的にミニマムにしたこと。
若い人でまだ持っている物が少ない人は、まずは余計な物を買わないことが一番大事だと思いますが、歳と共に物を増やしてきた人は、余計な物を捨てることも重要ですね。
それを墓場まで持っていきたいかどうかを自問自答しながら。
この基準で考えると、ほとんどの物が要らないことになりそうですが…。
あまりストイックになりすぎず、もう少し緩めの基準でもいいかなと。

”ストック”という概念を捨てる。
使いたいその瞬間に、手元に無い。
そう言うと不便な暮らし方に思えるかもしれない。
たしかに買い置きをやめれば、使いたいときにその都度手に入れないといけないし、安いときにまとめ買いしておかないと高くつくという考え方もあるだろう。
ええ、必要に迫られてから慌てて買いに走るというのは、消費者としてかなり間抜けな行動に見えます。やはり生活必需品などは、最低限のストックが必要だと思いますね。


”生活レベルの向上”という発想を捨てる。
社会人になって、好きに使えるお金が増えると、多くの人が生活レベルを上げてしまう。
(中略)
お金から自由になるために、”ミニマム・ライフコスト”という発想を持とう。
一年間生活する上で、最低限必要なランニングコストはいくらか。
(中略)
勝負の時は、いつ目の前にやってくるかわからない。
そのときのために、どれだけ”ミニマム・ライフコスト”を下げられるかが重要だ。
「どうなっても、生きていける」ことを確信した瞬間、人はお金から自由になれる。
概ね同意します。
かけたコストに比例して生活レベルが自動的に上がり、誰でも幸福になれた時代はもう終わったのではないでしょうか。
だとすれば、先日の金子さんの本にも出てきたように「ランニングコスト」を低く保つほうが幸福への近道かもしれません。「勝負の時」に備えるとか備えないとかは関係なく。

一つ付け加えるならば、生活レベル≠生活コストなので、生活コストを低く抑えたまま、生活レベルを上げることも可能で、そのために知恵を絞るのも面白いと思います。

朝の生産性が高いのは、人類が狩猟生活をしていた頃からの変わらぬ事実だ。
異議あり。
会社員時代から朝は苦手で、午後にならないと生産性が上がらないタイプの人も大勢いました。

正午になったからランチ、夜7時になったから晩飯、ではなく本来は「減ったから食べる」が正しい。
同感です。
現代人は食べ過ぎによって健康を害しているという見方には首肯せざるを得ません。

荷物は軽い方がいい。これは絶対だ。
「持っている安心」よりも、「ほとんど手ぶら」で味わう自由さを。
ここは人生ではなく、旅や山歩きの場合の話ですけど、同意します。荷物の重さ次第で疲れ方が全然違います。

会社をやめたいと思ったら、まず余計な付き合いや買い物をすべてやめよう。
生活レベルを下げて、どこまでミニマムライフコストを下げられるかを実験しよう。
15年間仕事をがんばって、それなりに給料も上がった。
けれど、生活水準はまったく変えなかった。
まわりにはピカピカの高級車にのっていた人もいたけど、ぼくは一台のボロボロのワンボックスカーに雨漏りするまで13年間乗り続けた。
(中略)
なぜか。
「ニュージーランドの湖畔で暮らしたいから」
著者は仕事をリタイアすることが目標ではなく、現在も自由なスタイルの仕事をバリバリやっている方のようですけど、目標達成までの道筋は早期リタイア志向の場合ととても良く似ていて、参考になるところが多いと感じました。