2017年5月16日

クローズアップ現代+「先行き不安病を斬る! わが家のマネー防衛」



先月放送された番組です。あの山崎元氏が登場すると聞いて見てみました。

VTRに登場する一般人がツッコミどころ満載なのは毎度お馴染みのNHKクオリティー。しかしスタジオに戻り、「間違った投資が多すぎる!」というテロップ付きで登場する山崎元さんのコメントはどれもこれも秀逸でした。短い発言時間の中でよく要所を押さえてます。

彼のような投資家サイドに立つ評論家がもっとメディアに露出するようになれば、日本の投資家の未来も明るいと思います。

2017年5月9日

暇と退屈は別物

漂泊民さんのブログより。
僕は常にヒマ人であり、またそうあろうとしている。 忙しければ余計なことは考えない。しかし、僕はヒマ人であることで「余計なこと」を考え続けようと思っている。 初出 2016/11/1 僕がヒマ人的生き方をするようになってから随分と経つ。 自分がヒマ人だなんて全く自慢できるこ
hyohakumin.hatenablog.com
僕がこのブログで、あるいは会う人たちにヒマ人だと言うと(ついでにビンボーだとも言っているがこちらはスルーされる)中には「退屈ではないか」と問われることがある。

そういう人たちのご期待に沿えず、僕は全く退屈はしていない。
分かります。

本を読んだり、ネットを徘徊したり、散歩したり、喫茶店に行ったり、古本屋に行ったり、ラジオを聴いたり・・・とやることは沢山ある。あっ、それとこのブログを書いたり、ブログのネタを考えたりすることも大切な時間である。

そうこうしているうちにあっという間に1日は終わる。退屈どころか時間が足りないくらいだ。
ほんと、退屈する時間なんてどこ探しても見つからないんですよね。
「退屈ではないか」という問いを発するような人とは永久に分かり合えないのだと思います。それでいいんです。感性の違う人と分かり合う必要はありません。お互いに関わりを避けて共存すればいいだけです。

思い返してみると、僕が退屈さを感じたのはたくさん働いていた頃で自由な時間が意に反して奪われていたときだった。

ヒマ人的生き方を続けているかぎり、僕は退屈だと感じることはない。
全く同感です。
義務として淡々と処理するだけの会社の仕事こそ「退屈」と呼ぶに相応しいものだったことを思い出します。会社員を続けることがあまりにも退屈だったから、さっさと早期リタイアして退屈しない生活を手に入れたわけです。

念のためにウィキペディアを見てみましょう。
暇 - Wikipedia
暇(ひま、いとま)は、余った時間。することがない状態。
暇とは客観的な状態のことなので感情は関係ありません。「することがない」をネガティブに捉える人もいるのでしょうが、私のように積極的に暇になろうとするタイプの人は「やるべき義務がない自由な時間」とポジティブに捉えているわけです。

退屈 - Wikipedia
退屈(たいくつ)は、なすべきことがなくて時間をもてあましその状況に嫌気がさしている様、もしくは実行中の事柄について関心を失い飽きている様、及びその感情である。
退屈とは主観的な感情ですから、暇な状態でも「嫌気がさしている」のでなければ退屈とは言えません。

後段の「実行中の事柄について関心を失い飽きている様」というのがまさに会社員時代の私です。毎日仕事に忙殺されていても、なんてつまらないことに時間を消費しているのだろうと思っているならそれは「退屈」なんです。

漂泊民さんの記事は、「暇」になると自動的に「退屈」が付いてくるものだと思い込んでいる人に、両者が全くの別物であると気付かせてくれる良記事だと思います。

関連記事:
アマゾンに「同世代に何ももたらさない唯我独尊人生論。」というタイトルの★1レビューがあるように、充実した老後人生の参考にしようと本書を手にした人にとっては知りたくもなかった、妙にネガティブで身も蓋もない現実を突き付けられたと感じる内容かもしれません。 この先わたしたちはどうすれば...
yumin4.blogspot.jp
ゆとり隊長さんのツイートより。 僕も無趣味に分類されるタイプだと思うけど、時間はいくらあっても足りないよ(´・ω・`)汗 無趣味な人はリタイアに向かないことを自分自身で証明してしまった - 週休5日のセミリタイア生活 https://t.co/qhb0Oizj39 — ゆとり隊長...
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2017年5月3日

『自分の時間を取り戻そう』 ちきりん(著)



p.52-53
なにをやるにしても自分の貴重な資源を最大限に有効活用できる生産性の高い方法を見極め、可能な限り高い成果を得る、そういう方法を身につけないと、やりたいコトをすべてをやれる人生は手に入りません。
大事なことは日々生産性を意識し、仕事や生活の生産性を高める方法をトライアンドエラーで身につけていくことです。
たしかにこれは重要な視点です。生産性は高い方が低いよりも豊かな人生を送ることができるのは間違いないでしょう。

ただ、その結果として「やりたいコトをすべてやれる人生」が手に入るかと言うと、それはどうかなと。時間もお金も有限である以上は、その人の「やりたいコト」がその範囲内に収まっているかどうかで決まることだと思います。「やりたいコト」の量が身の丈に合っていない人は、どんなに生産性を上げたところで、それらをすべて手に入れることは叶わないでしょう。

p.53
序章に出てきた4人は、みんな目の前の生活に追いまくられています。こんな状態を続けていてはお話になりません。彼らはまず、自分の問題の源が「生産性が低いこと」だと理解する必要があります。
「生産性が低いこと」も問題の一因ですが、そもそも背負っている仕事(家事や育児も含む)の量が多すぎることも主因の一つです。つまり(仕事量/生産性)のレートが高すぎるのです。目の前の生活に追いまくられないためには、分母の生産性を高める方向だけでなく、分子の仕事量を減らす方向でも改善は可能です。むしろ後者の方が個人の能力に依存せず、誰でも簡単に実行できるのではないでしょうか。

以前読んだ『ゆるく考えよう』に書いてあったのは、人生は早めに諦めようとか、目標は低く持ちましょうとか、明らかに「意識低い系」な内容が中心だったのですが、本書では一転して「意識高い系」な内容が中心になっていて、そこが少し残念ではあります。

ブログネタ的には面白いポイントがいくつかあるので、追って記事にするかもしれません。

関連記事:
著者本人の紹介記事はこちら。 「ゆるく考えよう」  - Chikirinの日記 本書の一番最後に出てくるちきりんさんの考え方のまとめ。 ちきりんの考え方の根底には、このふたつの原則があります。 1. 自由に生きる、ということ。誰かと比べられるのでも、社会に評価されるためでもなく、...
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これは「働き方」の本だから無職の私にはもう関係なさそうかな、と想像してましたが、読んでみたら共感できるところがたくさんありました。働き方も含む「生き方」を考えるための本だと思います。 人生の有限感 ジョブズ氏だけでなく起業家には、この「人生は有限だ」という感覚を強くもっている人が...
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2017年5月1日

「大病したらどうするの?」ってこっちが聞きたいかも

cubさんのツイートより。
早期リタイアのような経済的リスクを多めに取る生き方を選択する人に対して、「大病したらどうするの?」という質問(煽り文句?)は定番中の定番ですね。「~したらどうするの?」シリーズで打線組んだら堂々の4番打者。

私の答: 「べつにどうもしません。」

「座して死を待つ」という意味ではなくて、払える範囲の医療費は払って余命を伸ばそうとするとは思います。もちろんそのときの年齢やQoLによっては治療をしない選択もあり得ますが。

ではリタイアせずに現役を続けている人が大病した場合、リタイアしなくて良かったと思える何かがあるんでしょうか? 経済的余裕ですか? 確かにそれはあるでしょうが、つぎ込める医療費の差が生死を分けるほどのリスクになりますかね。金が足りないから死ぬのではなくて、病気を治すすべがないから死ぬことの方がずっと多いと思います。

もし大病の中でも最悪のケースである突然死や、癌で余命1年とかになってしまった場合は、逆になぜもっと早くリタイアしなかったのかと悔やむことにはならないのでしょうか? 経済的リスクばかりを限りなくゼロに近づけようとして、もう若くもないのに惰性で仕事を続けている人の方こそ、「大病したらどうするの?」という質問に答えてみたらどうかなと思います。

早死にするリスクなんて承知の上だから「べつにどうもしません。」が彼らの答なんでしょうかね。それならば、相手がとんでもないリスクを取っているように見えるのはお互い様ということになりそうですが…。

関連記事:
cubさんのブログより。 無職への道 40代で一区切り : 健康寿命はあなたが思っているよりずっと短いですよ 大体、男性で70代前半 簡易生命表から自分の寿命を考えよう 最近は老後破綻やら下流老人などぶっそうな話がゴロゴロ出てきていますが そんなに老後が不安ですかね ...
yumin4.blogspot.jp

2017年4月25日

早期リタイアを目指してるのに実際には仕事を辞めないって、意味なくない?

ちゅり男さんのブログより。
こんにちは。 自分がブログをやり始めてから、必然的に他の人のブログを拝見する機会が増えました。 株式配当金やGoogle adsenseなどの収入だけで暮らす生き方を目指している方も結構いらっしゃるようですが、私には(チキンなので)怖くてとてもできません。 今日はその理由について考えてみたいと思います。
shinkei807.hatenablog.com
これはずいぶん奇妙なタイトルの記事が目に飛び込んできたぞと思いました。早期リタイアを目標にしてる人に向かって、仕事を辞めないことを勧めるなんて思いっきり矛盾してるような…。

私が根本的にチキン野郎であるという後ろ向きな理由以外に、人的資本という観点から考えると仕事を辞めるのは資産形成においてどう見ても不利な選択だからです。
なるほど。
「資産形成」の観点に絞るなら確かに不利です。
しかしながら、(早期)リタイアというライフスタイルは基本的にその「資産形成」を終えた人が選択するものであって、リタイアした後はもう資産形成の観点から物事を考える必要はなく、人生の残り時間とにらめっこしつつ資産防衛や資産消費のフェーズへと移行していくものだと思っています。関連記事:
前回の記事 とよく似たことが書かれている記事がありました。 誠 Biz.ID:結果を出して定時に帰る時短仕事術:人生の前半では時間を売り、後半では時間を買う : 年を重ねてアルバイトをやったり、就職して会社に入ると、少しずつ自分が管理できるお金が増えていきます。結婚や家を買う、子...
yumin4.blogspot.jp


既に十分な資産形成ができているにもかかわらず、資産形成期に必要だっただけの理由を持ってきていつまでも仕事を辞めないのは、経済的リスクばかりに目が行ってしまって大事な目標を見失ってしまう「悪い例」のような気がしてなりません。

関連記事:
橘玲公式サイトより。 アベノミクスがコケても大丈夫! 臆病者のための「資産防衛術」2016〈週刊文春〉 | 橘玲 公式サイト www.tachibana-akira.com 週刊誌の記事なので長文ですが、既にツイッターで言及した通り、明確に突っ込みたいポイントが記事の最後の方に出...
yumin4.blogspot.jp
昨日の記事 で紹介した『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』では、安定した給与収入を生み出す自分自身という人的資本を、1億円程度の現在価値をもつ「サラリーマン債券」とみなす考え方が出てきます。 確かに面白い考え方だとは思いますが、一晩考えた結果、私はこれは誤りであるとの結論に至りま...
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