アーリーセミリタイア生活日記
ブログ主の大庭夏男さんは52歳の男性の方です。
この世代はブロガー自体の数が少ないので、早期リタイアされている方のブログはさらに希少だと思います。
リタイア後の贅沢について: アーリーセミリタイア生活日記:
定年まで働いて、その後自由な時間を・・・でもちっとも構わないのですが、同感です。
私は、老い、を意識して早期退職しました。
会社から自由になっても、例えば体の自由が低下したら、それは自由な時間と言い難いのではないか、と考えたからです。
今、10年前の自分を思うと、今よりもっと好奇心旺盛で行動力があり、冒険をすることがもっと簡単でした。
ということはアト10年後に退職したのなら、もうなにもかもが面倒になり、やりたかった事ももはや気力が出ないのではないかと考えました。
私も最近「老い」を意識することが多くなりました。老眼の症状が出始めたり白髪が増えてきたり…。
もっと冷酷な現実は、70代の老親の姿ですね。金銭的には余力十分でありながら、体力的にはかなり衰えてきています。たとえば余命があと10年あるとしても、この歳になってからの10年は、もう体力的にはぜんぜん自由ではなさそうに見えるのですよ。本人たちも今のうちに楽しんでおこうと、金遣いはだんだん大胆になっているようです。
私もこれから30年かけて、今の老親が感じている不自由に向かって坂を下っている途中なのだなあと。自分に残された本当に自由な時間って、(平均余命-年齢)よりもずっと少ないのではないかという気がします。
一度早期退職した時は、とにかく早く再就職をとばかり考えていました。けれど、1年半が経ってみると、急ぎすぎの復帰であったと反省しているこのごろでした。40代のころからアーリーリタイアをなんとなく夢見ていましたが、その時が自分にもやってきたようにおもえてなりません。
返信削除私は55歳ですが、最近、急に、老いに追われる気分に襲われ、まだ若さが残る50代を有意義に使いたいという気持ちがとても強くなり、早期リタイアを真剣に検討中にこのホームページにめぐり合え感謝しております。
返信削除金銭的には何とかなりそうなので、この5年間は、今後の工芸活動のための強化期間に充てるため、サラリーマンを卒業しようと考えます。
人間、追いつめられると、ちょっと本気になれるのかも。
だとすると、老いもわるくないのかもしれませんね。