2019年4月10日

「人間が住む国を変えるたびに金融資産も一緒に動かす」という縛りからの解放

のろのろさんのブログより。
投資売買歴が短すぎて、 投信 (=投資信託)を買ったことがありません。株式投資→株式信用取引→投信→FX→その他商品というような流れで範囲を広げながら、初心者からベテランへと変わっていくイメージです。個別株式とは別の戦術をとれるので、早期リタイアせずとも日本へ本帰国したら買ってみたい投資商品です。
noronoron.com
強制手仕舞いしなくてよい永住地

私はベテランへの道の最初の株式投資のステップで海外赴任が決まり、ずっと凍結し続けた後、機会を見つけて一気に手仕舞いしたので、売買経験がとても乏しく、やってみたいことがたくさんあります。
以前にも指摘した金融鎖国日本の問題点ですが、実際に被害に遭われた方がいらっしゃいましたか…。

これがあるから日本の証券口座は使えないんですよ。

こちらは長期ホールドするつもりでETF買ってるのに、非居住者になったとたんに強制手仕舞いだなんて恐ろしすぎます。それが嫌なら海外移住は諦めるしかないという、究極の選択を迫られることに。

個別銘柄と違って、ファンドは国を越えて買える商品が豊富なのですが、一緒に国際引っ越しをするのは大変です。
だからまず私が本帰国!というか、一つの国に永住を開始する必要があり、”投信”に到達する日は遠そうです。
投信を買いたいだけならわざわざ人間の方が移動する必要は無いんじゃないかと思うのですが…。せっかく金融鎖国から脱出したのに戻ってくるなんて勿体無いですし。英国居住者ならRevolutなどのスマートバンクも使い放題じゃないですか! 羨ましい…。

人間が国境を越えるたびに金融資産も一緒に移動しなきゃいけないとか、強制売却させられるとか、本当に意味不明な縛りでしかないと思うのですよ。大事なのは、このような縛りから解放される方法を知り、選択肢を広げておくことじゃないでしょうか。

今のところその方法は非常にシンプルで、最初から非居住者に対しても口座開設を受け付けている金融機関を選択すればいいだけです。たとえばアメリカにはそのような証券会社がいくつかありますし、日本居住者の中にも利用している人は結構いますね。英国居住の日本人というレアケースに限っても、このようなブログが見つかるぐらいですから。
IB証券は、使いこなすのがなかなか難しいといわれています。ただ、私は勉強のために2019年2月に口座をひらき、挑戦しています。活用できるようになるには、時間がかかりそうですが、月額費用として毎月10ドルかかるので、最低その金額分はしっかりと活かせるようになりたいです。
hontounokoto.com


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yumin4.blogspot.com

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