2024年6月3日

ブログ開設16周年

当ブログは満16歳になりました。




早期リタイア後の無職生活の方が有職時代よりも長くなり、すっかり板につきました。そろそろ年金受給も視野に入ってくる年齢になってしまい、残りの人生の短さをますます実感するようになりました。

最近気になったツイート。

私の場合は逆です。

若さゆえの過ちなら過去にいくらでもあるけれど、しょぼい本質を若さで誤魔化して今より上手にこなしていた事ってちょっと思いつきません。若かりし頃(特に有職時代)の自分より今の自分の方が、知識も経験も金銭も圧倒的に豊富な分、楽に幸福に生きていると実感します。

しょぼい本質しか持っていなかった若者が、30年かかってそれなりの本質を備えたおっさんに成長した、ということだと思っています。

これからも、歳を取るのも悪いことばかりではないよねと自分に言い聞かせながら、減り続ける人生の残り時間を楽しむつもりです。

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2024年5月22日

『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』を読んだ感想

The Motley Foolに『私が(まだ)ビットコインを買わない理由(Why I'm (Still) Not Buying Bitcoin in 2024)』なる記事があったのでご紹介。 ざっと理由を並べると、…
www.hyoshionnu.com

英文記事を要約していただいてありがとうございます。

いろいろ理由を列挙してますが、一つに絞るならここかなと思います。

また、筆者はこう言っています。

ビットコインが『デジタルゴールド』であることは理解していますが、そもそもゴールドやその他の貴金属にも投資しません。

その理由は『お金を生まないから』です。

これはその通りで、通貨の交換はゼロサムゲームだから確かにお金を生みません。お金を生まないはずのBTCやETHの過去のリターンが驚異的なのは、今の世界では圧倒的多数派である法定通貨ホルダーがインフレで広く薄く損した分の裏返しだからです。

「お金を生まない」ことを理由にゴールドを買わない人は、デジタルゴールドも買わなくて当然ですよね。首尾一貫しています。

でもゴールドを買う人たちは「お金を生まない」ことを承知の上でそうしてるわけで、じゃあ何のために買うのだろうか?もしかすると「お金を生む」以外の価値があるのかもしれない、と考えてみてはどうでしょうか。

株式投資の場合、まだ今は中央集権型の金融機関をトラストして株式を預託する必要があり、信用リスクを排除することはできないという短所があります。もし金融機関の中に悪人がいたり政府が資産課税を始めたりすると、持ち逃げや没収の憂き目に合う可能性があります。

それに対してゴールドや暗号通貨の場合、現物を手元に保管することによって信用リスクを排除することも可能です。お金を生まない代わりに信用リスクを取らずに済む、という確かな価値がそこにあります。この最大の長所に触れることなく暗号通貨の短所だけを列挙する言論には説得力が無いと感じます。

まだ資産形成期の個人投資家なら、お金がお金を生む株式投資に全振りして一刻も早いFIRE達成を目指すのも合理的ですが、いったんFIRE達成してしまうと「お金を生む」ことよりも「お金を守る」ことを強く意識するようになります。人生の残り時間とのバランスにもよりますが、全財産を誰かに預けるというリスクを取ってまで更にお金を殖やすことを優先して何になるのだろう、どうせ使い切れないのに…と今の私は思います。

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前回の続きです。 暗号資産の本質はトラストレスですね。 株のリスクヘッジというより、法定通貨のリスクヘッジでは。 — ミスターモナコイン@ミニ四駆 (@Mr_Monacoin) May 22, 2021 元ツイの「リスク」がボラティリティーの意味で使われていたのに対し、@Mr_M...
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2020年末の資産残高推移 年末恒例の資産残高集計を済ませました。 まず最初にカミングアウトします。私たしか3年ほど前まで、暗号通貨は決済手段に過ぎないから投資対象ではない、的な趣旨の記事を何度か書いておきながら、今ではすっかり投資対象の一つと捉えており... yumin4.bl...
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今後、海外に庶民を逃さないようにするために、銀行口座とかからの海外送金は更に規制されると思うのね。本当に逃げる時には、日本の銀行口座に入れてるお金を捨てて来なければいけなくなると思う。そういう時に、ビットコインなら持って逃げれるよ。 #ビットコイン — Peppermint🇺...
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2024年4月29日

中田敦彦の円安動画を見た感想


②だけ視聴しましたが内容的には概ね正しいですね。安倍黒田コンビが間接財政ファイナンスを始めてしまった事実や、その結果としてハイパーインフレになるリスクにもきっちり言及しています。

タイトルに「為替介入の最終防衛ライン」とあるように、政府の為替介入で時間稼ぎができる的な話が出てきますが、その点は同意できかねます。市場原理には逆らえません。

要するに日銀は詰んでいるのでJPYの減価(あえて「円安」と言わない理由は後述)を止める術はありません。既に11年も事実上の財政ファイナンスを続けているのだから当たり前。藤巻健史さんが11年前からずっと警告してきた日銀破綻への道を、何年か遅れて現実がなぞっているだけです。

これだけ長く財政ファイナンスを実行してもまだ日銀の信用が失墜せず、JPYがまともな購買力を維持していて、国民が資産逃避を行う機会が残っていることの方が、私にとっては驚きです。もし中小国の中央銀行が同じことを始めたら、一瞬で信用が失墜して通貨は暴落し、資産逃避を行うことさえできないでしょう。それぐらいとんでもないことを、当時の黒田総裁が始めてしまったのです。彼の名が未来の歴史の教科書に載るのは間違いないと思います。

国民ができる対策は、とにかく一刻も早く、まだJPYの価値が残っているうちに、各自でJPYから逃避して資産防衛することです。早期リタイアを目論んで私のブログやXに辿り着くような人なら、今更言われなくてもとっくの昔から実践しているとは思いますが。

ただし、いわゆる「円安」(ドルとの交換レートが悪化する現象)が止まらないかどうかは、何とも言えません。ドルとの交換レートなんてアメリカFRBの金融政策にも大きく左右されますから。FRBが再び金融緩和に舵を切れば、ドルのインフレの方が激しくなって円高に振れるシナリオもあり得ます。

仮にそうなった場合でも、ドルの減価速度の方が速いだけであって、円の減価が止まったり価値が上がるわけではないという認識が重要です。結局、法定通貨同士の為替レートに一喜一憂しても意味は無く、やるべきことは何も変わりません。

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円安ばかりが心配されてるけど、本質的には、ドルだろうがユーロだろうが、ゴミじゃない法定通貨なんて存在しない 崖に向かって時速120kmで突っ込む車がいるおかげで、時速20kmで突っ込む車がマシに見える今の状況が異常なんだよ https://t.co/ObInjbjZe0 — 一億...
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 AllAboutマネーより。 50歳パート収入7万円。遺族年金では家計が赤字で老後が心配 皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、ご主人が他界され、遺族年金等の受給とパート収入で生計を立てている50代の女性。 allabo...
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2024年3月31日

日本は全体主義者の巣窟 その2

最後の一文だけ余計ですが自由主義者から見れば至極真っ当なご意見です。

私のタイムラインには自由主義者が多いので、子育て支援金(という名目の増税&バラマキ)を擁護する人を今まで見たことがありませんでした。

主さんの意見も当然称賛されているんだろうな~と思って開けてみたところ、地獄でした。寄って集って袋叩きにされているではないですか。特に引用コメントが酷く、無限に湧いてくる出生主義者、全体主義者たちによるグロテスクなコメントのオンパレードです。閲覧注意ですが覗いてみたい方はこちら→https://twitter.com/otobakanandesu/status/1773542696344314312/quotes

私は読んでて本気で吐き気がしました。

実のところ私のタイムラインが偏っているだけで、圧倒的多数の日本人がこんなクソみたいな制度を支持していることを知りました。なんてこったい。

4年前のコロナ騒動のときも感じたことですが、無自覚な全体主義者が多すぎませんか?この国は。そして自由主義者が少なすぎませんか?

この事実を知るだけで、この国の未来に1ミリも希望が無いことを確信します。今後の激しいインフレで日本の社会主義制度が実質破綻し、焼け野原から資本主義経済が復興を遂げるシナリオに一縷の望みを抱いていましたが、全体主義者が多数派を形成している国ではそれも不可能です。

関連記事:

ツイッターより。  コロナ禍での一番の収穫は、日本の政治は、自分の抱いていたイメージよりずっと無茶苦茶なのだと知れたこと。...
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2024年2月4日

暗号通貨からVNDへ現金化する方法

面白い記事を見付けました。ベトナムの BitcoinVN というサービスを利用して、ビットコインから現地通貨への両替を実践した話。

個人的に興味があるのはビットコインではなくステーブルコインからの両替なのですが、同様の方法でできるようです。

本題に入る前にまず、比較の対象となる従来の現地通貨調達方法について誤解があるので、実際にはそこまで高コストではないことを指摘しておきます。

海外に行くと困ることの一つに現地通貨の入手があります。めんどくさいので金額が小さい時は空港で円と渡航先の通貨に両替することもありますが、空港でのレートはぼったくりに近いくらい高く、通常5〜10%くらいスプレッドで抜かれます。

私はATM派なので両替所のことはよくわからないですが、そんなに手数料が高いのは日本の空港だけで、ベトナムの空港なら1~2%という説もあります。

他の方法として一般的なのはクレジットカードのキャッシングなどを使ってATMから引き出すこと、もしくはクレジットカードを受け付けている店舗であれば直接Visaなどで払うことですね。大部分の人はこれでそこまで不便を感じてないかもしれないですが、ただクレジットカードを使うにしても結局大体3〜5%くらい手数料を抜かれていたり、他にも海外だとスキミングなどのリスクもあるので正直自分はクレカもあまり使いたくありません。

クレジットカードの海外キャッシングを海外ショッピングの手数料と混同しているようです。あるいは銀行系デビットカードの海外キャッシングと混同しているのかも? ATMに仕掛けられたDCCの罠に引っかからない限りクレカキャッシングに3%も手数料が乗ることはなく、繰り上げ返済で利息を抑えれば僅か0.5%前後で済みます。

参考記事:海外キャッシング比較ランキング│国際キャッシュカード&海外キャッシング比較

さて本題です。

まずこちらのBitcoinVNの取引ページのリンクからライトニング送金で売りたいビットコインの金額を指定します。

とありますが、ここは左側ではなく右側のVNDの方を、1,000未満の端数がでないように指定すべきかと思います。なぜなら、VNDは1,000ドン未満の現金がほとんど流通していないため、この例の場合は188ドンが切り捨てられてしまうからです。

たとえば右側に999万VNDを指定します。売る暗号通貨はステーブルコインのデファクトスタンダード、USDTを選択。チェーンは手数料の高いEthereum以外にも18種類ぐらいありました。正直言って知らないチェーンの方が多いです。実績があってわりと有名なPolygonチェーンの場合、送金手数料は1セント未満のようです。タダ同然ですね。

左側のUSDTの金額が小数点以下6桁の細かい数字になりますが、こちらは現金ではなく暗号通貨だからぴったりの金額を送金可能です。

先に暗号通貨を送金してから、現金受け取りのアポを取る形のようです。

ここから先は右のチャットボックスからBitcoinVNのサポートと連絡を取り、現金を受け取る日時を交渉するのですが、実がここが鬼門の一つです。

まず対応してくれるのは英語ができるサポートの人なので、Bitcoin VNの中の人が働いてる日中の時間ではないと反応してくれません。また、日中でもすぐに返事が来るとも限らないので画面を開いたまま少し気長に待つ必要があります。

たしかに、この待ち時間は精神的に疲れそうです。特に初めて利用する場合や金額が大きい場合は。

両替所の窓口と同じように、現金の受け渡しは同時履行にしてもらいたいところです。

自分が取引をした時の手数料を概算してみると、

Bitcoin VN上の換算レート:0.011BTC→ 10551188 VN

CoinGecko上の換算レート: 0.011BTC→ 10837844 VN

ということで、スプレッドによる手数料はだいたい2.7%です。

421USDTを999万VNDに替える場合の手数料も、2.7%と出ました。これでも十分お高いですが、試しに100USDT≒243万VND程度まで金額を下げると、手数料は9%と出ました。低額になればなるほど、手数料高すぎて使う気が起きませんね。ATMキャッシングで十分です。

逆に高額になるとどうなるかというと、取引上限に近い14,000USDTで手数料を計算すると0.8%まで下がります。手数料的には従来の両替方法といい勝負ができるものの、そんな大金をVNDの札束で受け取ってその後どーすんの、ってことになりそうですね。

ちなみに、現金の受け取り場所をハノイやフエに変えると、手数料が2.5倍に跳ね上がるようです。

この両替サービスを体験してみたい人は、サイゴン=ホーチミンシティを目指しましょう。

総括すると、手数料や現金受け渡しのタイミングの面ではまだまだ改善の余地が大きいサービス、という印象を持ちました。クレカキャッシングが使える平時に、敢えて高コストな方法を選択する意味は無さそうです。

ただし、日本政府の支配下にある銀行や取引所を一切介さずに法定通貨と暗号通貨の交換ができるという意味では、有事の際に役立つ可能性があります。日本国内に何億円分の証券や預金を持っていようと、資本移動規制されたら終わりですからね。日本のクレジットカードが海外では通用しなくなるシナリオもあり得なくはないです。いざという時に海外の両替所で現金化する手段も選べるのは、ポータビリティーのある暗号通貨ならではの特長だと思います。

参考ツイート:

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