2020年4月10日

政府は無能か

ツイッターより。

この主さんや賛同コメントを寄せる人たちは、「政府は政策立案のプロ集団であり、素人より有能なのだから正しい政策で正しい方向へ導いてくれるはずだし、信じてついて行った国民を悪いようにはしないはずだ」と思い込んでいるように見受けられます。

しかしそれは、余りにも無邪気で無防備な考え方ではないでしょうか。

ええ、確かに政府はバカではありませんよ。なんてったって、地頭の良い高学歴のエリート官僚たちが率いているのですから。

ただし、彼らの視点は我々民間人のものとはまるで違います。あくまでも自分たち政府関係者のタックスイーターとしての特権や利益を如何にして維持、拡大していくかという点に脳力を集中しています。そのために民間人同士の自由な取引を規制したり、税や社会保険料による収奪を合法化したり、そういった悪事を簡単には見抜かれないように迷彩を施すことにかけては、天才的な能力を発揮するのが政府です。

ですから、「我々のような素人が指摘できちゃうような」ことは何一つ真剣に議論などしていないでしょう。そんなのは彼らにとってどうでもよいことであり、わざわざ脳力を割くインセンティブがありません。あたかも下々の民のために何かしている風を装いつつ、「政府は何とかしろ」などと叫ぶ愚かな民衆の声を巧みに利用して、自らの利益を確保する意思決定を繰り返しているだけです。

政府やその取り巻き連中と、それ以外のカタギな人々は、明確な利益相反関係にあります。前者にとっては有能だが後者にとっては無能(と言うより有害)なのが、政府の特徴であることは覚えておいた方が良いと思います。

参考ツイート:

2020年4月5日

早期リタイアのウィークポイント?

ツイッターより。

早期リタイアを実践または計画している(元)サラリーマンで、そこに気付いていない人の方が珍しいと思うんですけどね…。

受給する年金が少なければ少ないほど、老後の経済的リスクが高くなるのは事実です。まあそれを言うなら、早期リタイアによって労働収入を失うこと自体が生涯総収入を大幅に減らす選択であり、不確定要素の多い公的年金よりも、よっぽど経済的リスクの上昇に直結するイベントなんですよね。

そして、そのような経済的リスクは百も承知の上で、敢えてお金よりも時間を取るのが早期リタイアなわけでして。

経済的に破綻する確率はゼロに近いほど良いに決まってますけど、確率を下げるためのコストはタダではありません。たとえばその確率を1%から0.1%に下げるために10年の時間を失ったりすることもあるわけです。そのような時間とお金のトレードオフが割に合うのかどうか、早期リタイア志望でない人も含めて誰もが、自分なりの重み付けによる判断を繰り返しながらリタイアの時期を決めているはずです。

公的年金を75歳まで繰り下げれば概ね問題が無い
早期リタイアを決断する時点の試算では問題が無くても、実際に自分が75歳になったときに問題が無いかどうかは分かりません。40歳で決断するとすれば35年も先の話ですからね。制度の持続可能性、財政破綻のリスク、インフレリスクなど、不確定要素がてんこ盛りです。

既に50代の私から見ても、20年後に厚生年金を繰下げ受給するとX万円貰えるはずだから…、的な皮算用はまだ恐ろしくてできません。なので結論としては、やっぱりこうなります。

「公的年金をX万円貰えるつもりで老後の資金計画を立てていたのに、(現在価値に換算して)半分しか貰えなかった!」みたいな悲劇が発生するよりは、「公的年金なんて全くあてにしていなかったのにY万円ほど貰えてしまった!」という方向で予想が外れた方が遥かにマシだと思います。

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2020年3月30日

天然全体主義ウイルスの猛威

万楼さんのブログより。
いま国内旅行中ですが、写真をSNSに投稿したところ、知人から「他県への移動はできるだけ避けてほしい」と釘を刺さ…
bucketlist.xsrv.jp
いま国内旅行中ですが、写真をSNSに投稿したところ、知人から「他県への移動はできるだけ避けてほしい」と釘を刺されました。

東京から実家に帰ろうとした人が「感染拡大させるな!」とバッシングを受けるってことも実際に起きていますね。

(中略)

首都圏在住の僕の友人は、今月札幌に旅行していたんですが、SNSに投稿したら「ウイルスばらまかないで欲しい」とコメントされてました。

(中略)

地域の差だけでなく、感染リスクに対する人の感覚は人それぞれのようで、その感覚の違いが摩擦を生んでしまうのが、息苦しい感じがしています。
いやほんと、息苦しい世の中ですよねえ。

このような「私服警官」まがいの連中がどこに潜んでいるかわかりませんから、不快なバッシングを受けないように自衛せざるを得ません。たとえば、ブログやSNSで自分の行動を事細かに報告するようなことは避けたほうが良いでしょう。

たとえ匿名でも油断は禁物です。彼らの負の感情を逆なですると、単なるバッシングでは済みません。なぜ強制しないのか?政府は何をやっているんだ!とか平気で言い出すことが知られています。

平常時は全くそんなそぶりを見せていなかった人でも、今回のコロナウイルスの件では本性が現れています。以前どなたかが言っていたように、天然全体主義者が大量に潜伏していたことがよくわかります。
まさにこれですね。

この予言通り、現在進行形で他人の自由を奪いに来ている連中の姿を、ブログやツイッターで観察することができます。コロナウイルスなら自衛手段が残されているのに対して、民主的に強化されていく全体主義というのは自衛手段がほとんど無いのが厄介です。何とかして全体主義ウイルスのパンデミックを防がないと大変なことになりそうです。

参考ツイート:

2020年3月25日

「国家の体を成す」とはどんな状態か

ツイッターより。

ヤフーニュースの中身は読んでいませんが、タイトル見ただけで察しました。

この方は「もはや国家の体を成していない」と表現していますけど、全く逆じゃないですかね。勘違いしてる人もいるみたいですが、国家って政府のことですよ。

国家 - Wikipedia
国家(こっか)とは、国境線で区切られた国の領土に成立する政治組織で、その地域に居住する人々に対して統治機構を備えるものである。

イタリア政府が非常時であることを口実に強力な経済統制をしているというニュースですから、体を成していないどころか、国家が存在感を出しまくってますよね。イタリア政府は完璧に国家の体を成していますよ。そうやって国家が経済の邪魔をするからこそ市民生活が危機に瀕しているわけですが。

戦争で負けたときの日本「ですら」こうなってない、という表現も奇妙です。終戦で大日本帝国政府が倒れて国家権力による経済統制が消滅したからこそ、自由な経済活動が復活し、焼け野原からの復興を遂げたのです。当時の日本経済は今のイタリアよりもずっと自由だったんじゃないでしょうか。

このような因果関係を正しく理解せず、政府に対して「国家の体を成す」ことを求めるような人ばかりだと、日本がイタリアみたいになる日も遠くないような気がします。

参考ツイート:

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2020年3月20日

暴落体験で強化される免疫力

ツイッターより。

一財産を築いた後も無リスク資産は必要最小限しか持たない私からの感想を。

久しぶりに株価を見てみると、たとえばVTはピークから31%ほど下がっているようですが、この程度の下落ならまだ何も感じないですね。2007年~2008年に体験したサブプライム/リーマン・ショックの下落率50%に比べたらマシです。



昔話になりますが、2008年末の資産残高集計でマイナス41%という数字を目にしたときは、そりゃもう最悪の気持ちでしたよ。リタイアの翌年というタイミングも最悪でした。でも、そんな気持ちにめげずにリスク資産を持ち続けた結果、数年かけて資産残高がめきめき回復するという経験ができたことは、金融資産よりも貴重な一生モノの財産になったと思っています。

暴落に対する強力な免疫力を身につけたことにより、ちょっとやそっとの下落で感情が動くことは無くなりました。昔から弱くはなかったメンタルがさらに強くなった気がします。おや、なんかツイッターが騒がしいから久々に大きいの来たのかな、みたいな鈍感さで物事を見ています。今回どれだけ下がるかはわかりませんが、またもV字回復を遂げるような体験を積むことになれば、メンタルはさらに強化されることでしょう。

参考ツイート:

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リンク&トラックバック御礼。 資産が目減りする恐怖 - 一日不作一日不食 より: 理性としては問題ないとは思っていますが、実際リタイア生活を始めて、資産が目減りするのを目の当たりにしたらどうなるかわかりません。遊民さんの「高等遊民の備忘録」で、「2013年末の資産残高推移」と...
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