2018年12月10日

格差が問題なのではなく、格差を問題視することが問題である

ツイッターより。

ツイッターを眺めていると意味不明なロジックで「格差社会を批判する人」を本当によく見かけますよね。いつもうんざりしています。えらてん(@eraitencho)さんの一連のツイートは彼らへの反論として極めて有効なものになっていると思いますし、なぜディスりたくなるのかもよくわかります。

なぜなら、格差社会を批判する人って必ずと言っていいほど、「貧富の格差自体が好ましくないものであるから、公権力を介入させて格差を縮小しなければならない」みたいな主張をしているからです。

民間経済に権力を介入させて規制したり課税強化しようってんですから、えらてんさんが消費者の需要を満たす真っ当な商売をやっているとしたら、「商売の邪魔にはならない」わけがないのです。現に義務教育、医療、介護、保育、農業など公権力が強く関わっている産業ほど、まともな民業が発展していない傾向を見れば明らかでしょう。

格差を問題視する人は、公権力の介入という暴力を主張していることに余りにも無自覚なのではないでしょうか。

しかも、彼らの言う経済格差が日本国内限定なのが謎すぎますね。貧富の格差やら相対的貧困率やらを持ち出して騒ぐのなら、まずは海外の最貧国の人々にお金を配る方が先では? 日本人は相対的に金持ちですから全員が政府に税金を奪われる側になりますけど、もちろん賛成ですよね? 世界の相対的貧困率を下げるという社会正義の実現のためなら、喜んで税金を払ってくれるに違いありません。ほんと、素晴らしい思想ですね。(棒読み)

参考ツイート:
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