2019年1月5日

後ろ向きな早期リタイアで現実逃避、大いに結構

ヒトデさんのブログより。
ヒトデです お金のことを良く考えます というわけで色々な記事を見ていると、良く出てくるワードが「セミリタイア」です 簡単に言うと、定年まで待たずに不労所得を構築して後は気ままに生きていこう! というものです
www.hitode-festival.com

早期リタイアするのに「不労所得を構築」する必要は全くない、というのはとりあえず置いておきましょう。

要約すると「今の仕事が嫌だという後ろ向きな動機で早期リタイアするのは現実逃避であるから、より自分に合った仕事や働き方を模索した方がいいのではないか?」という提言でしょうか。

「とりあえず、のんびりしたい」
いやそれ、単純に今の仕事に疲れてるだけじゃん!!!
病気とかになってなければ、「のんびり」は1年も経てば満足します
実際に早期リタイアして「とりあえず、のんびりしたい」を10年以上継続している私に言わせれば決してそんなことはなく、1年どころか何十年でも続けられる人も実際にいるということも、知っておいていただければと思います。

この記事に対しては、若くしてセミリタイアを達成されたよよよさんが素早く反応しています。
どうもよよよです https://www.hitode-festival.com/Semiretirement-Escape 若くして著名なブロガーがセミリタイアについて書いていたが、「う~ん?」と思うことが多かった 彼が言うには「セミリタイアを一時的な現実逃避の理由に使っている人が多い」とのこと 「いやいや、そんな理想的な経済的自由を手に入れたら後はどうにでもなるよ!」という考え!…
jinseiyoyoyo.hatenablog.com

これは実に素晴らしい記事ですね。
私が書こうかなと思って頭の中で温めていたことが、既に全部書かれています…。

特に共感したポイントはここでしょうか。
僕という人間を構成するうえで、仕事のウェイトはとても低い、だから仕事がなくたって僕の人生は成り立つし不都合はない
仕事がない生活を想像すると不安に感じてしまう人は、口では「仕事嫌い!」と言っていてもなんだかんだ心の拠り所にしているのではないか?
同感です。

人生観、仕事観が根本的に違うのだから、生き方も全く別物になるのは当然ですよね。どちらがマジョリティかは明らかですけど、どちらが正しくてどちらが間違いというものではありません。

マジョリティ側の人から見て我々のような早期リタイアが現実逃避に見えるのと同じように、仕事を辞めても退屈するだけだからという理由で好きでもない仕事を続けることも、我々から見れば立派な現実逃避なんです。

いずれにせよ、現実逃避して何が悪いという考えですけどね私は。嫌なことから逃げるのも、幸福追求の方法として非常に効果的です。

人それぞれの人生なのですから、人それぞれの方法で自由に幸福追求すればいいだけです。難しく考えることはありません。

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